図書目録テンノウ ショウワキ資料番号:000001890

天皇昭和紀 上

サブタイトル
大日本帝国の崩壊
編著者名
ねず まさし 著者
出版者
至誠堂
出版年月
1961年(昭和36年)7月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
334p
ISBN
NDC(分類)
288
請求記号
288/Sh97/1
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

第1章 軍人として成長した裕仁
生まれた時から軍人教育
いずれかといえば、聡明な人物

第2章 宮中某重大事件(大正十年)
突然「色盲」問題おこる
久迩宮の反撃
原敬の暗殺
結婚式をめぐる不敬事件

第3章 ヨーロッパの旅(大正十年)
狂騒的前奏曲
「戦争はひどいものだ」

第4章 裕仁、摂政となる(大正十年)
早くも無政府主義者にねらわれる
女官の改革
二重橋爆弾事件

第5章 朴烈事件(大正十二年)
関東大震災と朴烈の検挙
朴烈の人物
二十二年間の投獄

第6章 虎の門事件(大正十二年)
驚いて立ち上った摂政宮
「無産者を覚〓させるために」
父にあたえた遺言
毅然としていた難波大助
いわゆる大逆の歴史

第7章 即位直後における不敬事件(昭和二―四年)
不敬罪とは何か
昭和三年には三十五件
ふえてきた思想関係の事件
天理教研究会事件

第8章 「人民の名において」は禁句―不戦条約問題(昭和三年)

第9章 天皇の一言で、つぶれた田中内閣(昭和四年)
田中内閣の対支武力政策
関東軍、張作霖を爆殺する
天皇いかる

第10章 満州事変と天皇(昭和六年)
軍部ファシズムへの道
軍部にひきずられた天皇
天皇、承認にかわる

第11章 五・一五事件(昭和七年)
五・一五事件
斎藤内閣の出現
満州国の製造
東久迩宮の暗躍
天皇のひと声でゴーストップ事件が解決

第12章 天皇機関説事件(昭和十年)
岡田内閣の出現
倒閣の陰謀
天皇機関説事件の目標
帝国憲法にたいする二つの解釈
岡田内閣の譲歩

第13章 二・二六事件(昭和十一年)
天皇の決断
日和をみる陸軍首脳部
反乱軍を利用する陸軍首脳部
広田内閣の出現
西園寺の心配
天皇親政の国

第14章 支那事変(昭和十二年)
チャハル事件
近衛内閣の成立
芦溝橋
「作戦はすべて大命による」?

第15章 日独防共協定から三国軍事同盟へむかって(昭和十一年)
日独防共協定
三国軍事同盟へむかって

第16章 二つの対ソ戦と天皇(昭和十二―十四年)
細菌部隊の設置
張鼓峰事件
ノモンハンの大戦闘

第17章 三国同盟の成立(昭和十二―十五年)
天皇、阿部の組閣に干渉
米内内閣とクーデタ計画
三国同盟の成立

第18章 津田左右吉博士にたいする圧迫(昭和十五年)

第19章 真珠湾への道(昭和十五年)
ただちに仏印進駐
両面作戦のかまえ
第二仏印進駐
九月六日の御前会議

第20章 ついに開戦(昭和十六年)
十一月五日の御前会議
十一月一日天皇作戦命令を発す
ルーズヴェルトの親電留置される
リメンバー・パールハーバー

第21章 天皇勝利を信ず
半年にして敗戦のきざし
不敬罪による言論圧迫
天皇、東条を信頼する
小磯内閣の成立

第22章 天皇制の存廃を賭けて
なおも戦争をつづける
空襲下の生活
俎上にのせられた天皇制
天皇依然として軍部を信ず

第23章 やむなく無条件降伏(昭和二十年)
鈴木内閣なお戦う
天皇をすくったグルー前大使
ポツダム宣言の発表
原爆の投下とソ連の参戦
天皇の降伏放送

第24章 崩壊した大日本帝国
皇軍宮城を占領
天皇、ポツダム宣言の実行を約束する
八月十五日―大日本帝国終焉の日
天皇家伝統の悲願

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