尊い参謀の宮さま

序文（陸軍大臣・東条英機）
序文（文部大臣・橋田邦彦）
序文（陸軍中将・今村均）
はしがき（渡辺善房）
御仁慈に国民みな感泣す
御四歳早くも拝す御孝心
御仁愛兵児帯の御綱ひき
御幼少からお歌がお上手
御幼少から徒競走御選手
お気軽な親しみの数々
浜寺に光栄の記念の碁石
物事に動ぜられぬ御精神
愛犬ノール号の墓
御みづから馬房のお掃除
御母宮様を御慰めたまふ
中隊長への御慈愛
老人をいたはりたまふ
雨にぬれ給ふ初の御演習
戦死者の写真を御居間に
御敬神御崇祖の御心
南京に輝く御下賜の日章旗
病床に御下賜の日章旗を
御友情に生徒みな感泣す
陸海両大学親睦の二元会
内鮮融和に格別の思召
御先輩や師に深い御尊敬
一写真師に迄深い御仁愛
満洲開拓団に深い御心を
御戦死を御覚悟の御出征
将兵に煙草を投下し給ふ
支那病人に高貴薬を賜ふ
蒙疆文化にも深い御造詣
崇高荘厳なる御臨終
お立派な軍国の御母宮様
鳴呼　北白川宮殿下
国民感泣臣道実践を誓ふ
御近詠
尊い宮さま
故北白川宮永久王殿下を悼み奉る歌
付録、略図あり