威仁親王行実 巻下
第13章 英照皇太后の御葬儀と英国女皇即位六十年祝典
英照皇太后大喪使長官に親任せらる
御沙汰書
御葬儀の次第
親王の御詠
近海巡航
孝殤王子
英照皇太后百日御陵祭に参列
英国女皇即位六十年祝典参列の為に差遣
神戸出港
軍艦にて渡英の御希望
香港に著
柴棍に著
新嘉坡に著
馬耳塞に著
巴里に著
仏国大統領を訪ふ
巴里出発
倫敦に著
皇族を歴訪せらる
マルポロー宮の晩餐会
女皇即位六十年祝典
女皇に拝謁
バツキンガム宮の公式晩餐
行列式
バツキンガム宮の御親族晩餐会
ウヰンゾル宮の海軍将校接見
バツキンガム宮の公式夜会
観艦式に臨む
軍艦富士の参列
観艦式の次第
富士旗艦に就いて親王の御処置
バツキンガム宮の園遊会
別辞の御交換
日本協会名誉会員に推戴せらる
関係者慰労の御贈遺
倫敦出発巴里帰著
巴里滞在
コンピエーギユ遊覧
ヱルフォンの古城を訪ふ
西班牙に向つて発途
サンセバスチァンに著
ミラマー離宮に於ける御対面
勲章捧呈の次第
バツサージユ港沿岸遊覧
牛煙火御覧
娯楽所に御立寄
バスク自治州会本部に臨む
玉投遊戯場に臨場
シャルルトロア章頚飾受領
ミラマー離宮の晩餐会
西班牙出発
巴里に帰著
陸軍経気球廠視察
帰朝の途に就く
巴里出発
倫敦の数日
リバープール出港
紐育に著
紐育出発
晩香坡に著
晩香坡出港
横浜著港と奉迎
拝謁復命
第14章 東宮御輔導時代(上)
海軍軍令部出仕兼海軍将官会議議員に転補せらる
東宮賓友の御沙汰
親王の奉答
御輔翼上の方針に関する御沙汰書
東宮御輔翼に就いての第一回会議
グランクロアレジヨンドノール勲章受領
帝国水難救済会美保関救難所開所式
海軍機関学校卒業式に差遣
日本海員掖済会総会
新浜御猟場行啓に同行
皇太子親王邸に行啓
帝国水難救済会総会
露国太公伊太利皇族の来朝
常備艦隊行啓に同行
親王邸に監督伺候の会議を開く
露国太公本邸に来泊
海軍兵学校卒業式に差遣
習志野遊猟
皇太子御避寒中の沼津御用邸に参候
海軍将官会議に出席
御輔導上改革に就いての上奏
監督伺候廃止に関する親王の意見
御輔導上の改革に関する御内諭
右に対する親王の意見
海軍機関学校卒業式に差遣
東宮職に評議員を設置する旨の御内意
右に対する親王の意見
監督伺候の廃止
親王に東宮御輔導を御委任
親王より輔導顧問を命ぜらる
御輔導の大方針
常備艦隊行啓に同行
沼津御用邸に参候
独逸皇弟ハインリツヒ親王の入京
沼津より還啓更に日光行啓に同行
海軍中将に陞任
広島県下行啓に同行
海軍兵学校卒業式に差遣
熾仁親王五年祭
皇太子御結婚に関する輔導顧問会議
皇太子御結婚成約の発表
帝国海事協会総裁に推戴せらる
海軍機関学校卒業式に差遣
海軍大演習行幸供奉
天皇舞子別邸に御駐輦
皇太子御結婚式
御慶事済祝賀晩餐会を催さる
皇太子同妃の神宮山陵御参拝に同行
皇太子御結婚に至るまでの親王御輔導の苦心
皇太子妃御誕辰御内宴に列席
露伊蘭諸国皇帝より皇太子に勲章贈進
輔導辞任の奏上
辞任の理由
辞任の真相
転地療養の為め葉山別邸に滞留
辞任聴許せられず
暹羅国皇帝より皇太子に勲章贈進
中国九州四国地方御見学行啓
長崎兵庫両県下旅行
皇太子行啓に同行
親王皇太子と共に舞子に御著
皇太子沼津に還啓親王帰京
帝国海事協会第一回総会に令旨を賜ふ
第15章 東宮御輔導時代(下)
沼津葉山興津等の往復
熾仁親王の銅像模型御覧
興津清見寺に滞在
金岡御料地の御遊猟
皇太子妃御著帯式御内宴に列席
東宮侍講を会して進講の方法を協議せらる
軍艦初瀬朝日行啓に同行
王子御誕生の慶賀
王子御命名式御内宴に召さる
小田原行啓に同行
皇太子の近海御巡航に同行
海城学校落成式に臨場
天皇皇后東宮御所に行幸啓に就いて午餐に召さる
皇太子同妃親王邸に行啓
葉山に避暑
海軍将官会議に列席
御指導の一例
輔導軍務孰れか一にとの情願
輔導方針書の捧呈
親王参内更に意見を奏せらる
東宮大夫後任者に就いての叡慮
大夫後任に就いて推薦者御採用の情願
輔導専務の御沙汰
輔導上に就いて天皇の御注意
海軍兵学校卒業式に差遣
英照皇太后五年祭参列
興津清見寺に滞在
懐遠府拝観
皇太子始めて観桜会に御参列
皇太子行啓地の知事への訓示
東北地方行啓に就いての注意
皇太子妃御著帯式御内宴に召さる
皇太子東北地方行啓に同行
新潟に著
高田に著
前橋に著
皇太子より天皇への御書を捧呈せらる
行啓御予定の変更
水戸に著
皇太子御異例に付き親王の御心痛
皇太子還啓
葉山行啓に同行
皇太子妃御分娩王子御誕生
露国太公との交驩
塩原行啓に同行
御生母森則子の逝去
皇太子御身上に付き御配慮の一例
横須賀下士卒集会所開所式に臨場
葉山行啓に同行
軍艦新高の進水式に参列
日本美術協会創立二十五年祝典に臨場
海軍兵学校卒業式軍艦対馬進水式に差遣せらる
神苑会組織を変更して親王を総裁に推戴す
東宮御講書始式に列席
興津に滞在
輔導廃止の意見上奏
再び興津に滞在
葉山に転地静養
輔導御辞退一年間静養の奏請
大阪行啓に同行
養生中輔導御免の御沙汰
御輔導の大任結了と其御功績
ナイトグランドクロツスバス勲章受領
伊香保葉山等に静養
熾仁親王銅像除幕式に参列
三年町新邸に移徒
霞関旧邸の引渡
第16章 明治三十七八年戦役と独逸皇太子結婚式参列(上)
日露開戦
大本営附仰せ付けらる
臨時議会開院式行幸に供奉
霞関離宮貴衆両院議員賜餐に臨場
帝国軍人援護会総裁に推戴せらる
帝国軍人援護会総会に臨場
大日本水産会総裁に推戴せらる
日本海員掖済会総会に臨場
海軍大将に親任せらる
海戦負傷士卒に御菓子料下賜
帝国義勇艦隊創設の挙を督励せらる
帝国義勇艦隊建設事業に対する御熱心
独逸皇族カールアントン親王来朝
海軍兵学校卒業式に御差遣
三会堂新築落成に就いて令旨を賜ふ
大日本歌道奨励会総裁に推戴せらる
大日本帝国水難救済会総会に臨場
熾仁親王十年祭
軍事参議官に補せられ大本営に列せらる
親王並に妃独逸皇太子結婚式参列御差遣の御沙汰を拝す
英国帝室訪問の御沙汰
随員の決定
東京出発
天皇皇后及び皇太子各御使を新橋に遣さる
独逸汽船プリンツハインリヒに搭乗
横浜出発
神戸に著
栽仁王江田島より至る
長崎に入港
呉淞に停泊
親王御微恙を以て上陸せられず
香港に入港
露国艦隊の東航に遭遇す
新嘉坡に入港
御病気の快癒
ペナンに著
コロンボに入港
カーラニー仏閣遊覧
亜丁蘇士を経てポートサイドに入港
船長主催の晩餐
ネープルに著
グランドホテルに入る
羅馬に著
伊国皇室訪問
伊国皇帝皇后の答訪
グレナヂエー聯隊参観
第四十七聯隊参観
パンテオン寺院参拝
アンノンシャート勲章受領
宮中晩餐
テアトルコンスタチ観覧
カステロポルチァーに於ける交驩
ドフエー伯を午餐に召さる
伊国退去
巴里に著
ホテルブリストルに投宿
仏国大統領訪問
大統領及び夫人の答訪
グランドオペラ観覧
パレーデエリゼイに於ける大統領の招宴
独逸大使ラドリン公の午餐に臨席
仏国退去
仏国政府の厚意
キヨルンに著
日本海海戦捷報の号外
伯林に著
独逸皇帝停車場に出迎へらる
ホテルブリストルに入らせらる
グランクロァレーグルノァル勲章受領
宮中晩餐の招請
ポツダムに於ける閲兵式に御参列
各国大使御歴訪
テンペルホーファフエルトに於ける観兵式
宮中晩餐会に親王妃の臨席
ポツダム宮殿御巡覧
侍従長官ブルムスバルート公の晩餐及び夜会
動物園巡覧
皇族歴訪
皇太子結婚の式典始まる
皇太子妃入輿奉迎式
宮中饗宴
外務大臣リヒトホーヘン主催の園遊会
宮中の親族宴会と宮中楽劇
皇太子結婚の式
皇太子妃加冠
戸籍に関する結婚上の要式
宗教上の儀式
大謁見式
式後の晩餐
炬火舞踏
式典の完了
宮中晩餐
御使命を重んぜらるる御覚悟
第17章 明治三十七八年戦役と独逸皇太子結婚式参列(下)
ホムブルグ温泉に休養
ホムブルグ出発和蘭に向ふ
海牙に著
ヘツトロ
離宮に和蘭女皇を訪問せらる
デルフトのオランジユ家の廟所に参拝せらる
公使館に於ける晩餐
スースダイク離宮に於ける皇太后の午餐
和蘭より白耳義に向ふ
白耳義帝室御訪問
リヱージの万国博覧会参観
場内巡覧
ラーケンの皇后廟に参拝せらる
宮中晩餐
ラーケンの五重塔見物
塔上の展望
白耳義退去
オスタンドを発してドーバーに向ふ
倫敦に著
バツキンガム王宮御訪問
皇族御歴訪
日本協会主催の園遊会に臨場
宮中晩餐
親衛兵検閲を御覧
海軍省参観
公使館のレセプシヨンに臨場
ポールモールの武器陳列所参観
パークローヤルの農業館に臨場
ウエストミニスター公爵主催の夜会
市長主催の午餐
総理大臣バルフオーアの晩餐会
ヂユークオブコンノート主催の午餐会
フログモーア廟アルバート寺院御参拝
皇太子殿下御催の晩餐会
サリスベリー卿の邸に臨む
香取進水式に臨場
進水式の次第
親王感謝の辞を述べらる
シエフヒールド工場の巡視
外務大臣ランスダウン侯の午餐
王宮に於ける夜会
倫敦退京
ポーツマス造船所巡覧
ポーツマス港解纜
独逸船プロイセンに移乗
帰朝の途に就かせらる
長崎に著
神戸に著
横浜に入港
新橋停車場に著
帰邸
旅中の詠草
御使命を全うせらる
日露媾和条約の成立
葉山別邸に転地静養
自動車の乗用
英国支那海艦隊の来朝
芝離宮に於ける午餐と園遊会
海軍凱旋式
凱旋観艦式
浜離宮の賜宴
歴訪諸国の公使を招集
義勇艦隊建設事業の経過御聴取
陸軍凱旋式
御結婚満二十五年御祝
功三級に叙せられ金鵄勲章を授けらる
凱旋観兵式
新宿御苑の賜饌
親王の婆心
第18章 特命検閲使と皇太子韓国御渡航御同伴
英国皇族アーサーオブコンノートの御接伴
ガーター勲章捧呈式に参列
海軍機関学校卒業式に臨場
伊太利国皇族プランスドウヂネ来朝
暹羅国皇族プリンスナコンチアイシー来朝
海軍大学校卒業式に臨場
独逸帝国議員を招集
宣子女王四十年祭
軍艦薩摩進水式に臨場
海軍兵学校卒業式に臨場
大日本歌道奨励会大会に臨場
御名代として孝明天皇英照皇太后御式年御陵祭に参拝
墺太利国ブランスレオポール親王来朝
特命検閲使仰せ付けらる
横浜出港
鎮海湾に著
伺候式
第二艦隊検閲
鎮海湾出発旅順に著
鎮守府に於ける伺候式並に検閲
旅順水交社に於ける晩餐会に臨席
都督府将校集会所に於ける挨拶
親王高徳の一端
旅順より陸路金州に向ふ
大連に著
大連湾抜錨鎮海湾に著
第一艦隊検閲
鎮海湾抜錨帰京
三重県下に御成
能楽の主催
東北地方旅行
海軍将官会議に列席
皇太子御渡韓に御同伴の御沙汰を拝す
皇太子御出発
皇太子並に親王の御乗艦
宇品抜錨
仁川に投錨
皇太子御上陸
韓国皇帝同皇太子の御出迎
京城に御著
金尺大綬章受領
韓国皇室御訪問
駐剳軍司令部行啓
御旅館に於ける皇太子接見式
韓国皇帝同皇太子の御来訪
御宴席に於ける皇太子の御挨拶
韓国皇帝の御答辞
昌徳景福両宮の巡覧
京城御退去
仁川解纜
竹敷要港部に御成
佐世保軍港御帰著
軍艦利根の進水式に臨場
水産共進会巡覧
皇太子に別れて親王長崎より帰京
御同伴御渡韓の顛末
天皇の御内意
伊藤統監親王の御同行を懇願す
妃の御覚悟
韓国皇太子来朝と親王の迎接
横須賀行幸供奉
第19章 栽仁王の薨去と実枝子女王の帰嫁
議定官親補
栽仁王薨去
御病症
親王の西下
御病勢一時佳良
御容態急変
薨去
御葬儀
栽仁王の経歴
御継嗣に関する親王の意中
伊藤公への御書翰
伊藤公の返翰
高松宮を親王の後嗣に擬せらる
華族会館創立記念会に臨場
義勇艦隊第一船さくら丸の進水式
栽仁王百日祭
栃木福島両県下に旅行
皇太子翁島親王の別邸に行啓
翁島別邸の由来
皇太子より天鏡閣の御染筆を賜ふ
天鏡閣記
翁島別邸経営に就いて親王の趣旨
実枝子女王帰嫁
徳川慶喜に対する親王の斡旋
慶喜との御対面
慶喜の参内
慶喜公爵を授けらる
海軍大演習行幸に供奉
観艦式
帝国教育会創立二十五年記念会に臨場
侍女奉仕内規を定めらる
義勇艦隊第二船梅香丸の進水式
栽仁王一年祭
翁島別邸に避暑
帝国水難救済会宮城支部発会式に臨場
第20章 舞子御静養と薨去
舞子御静養の為め発京
静養中の恩問
神苑会徴古館落成式
御発熱
皇族身位令の制定
皇族班位に関する御意見
其後の経過
皇族身位令の公布
皇太子舞子別邸に行啓
皇太子再び別邸に行啓
公爵徳川慶久及夫人実枝子の御見舞
鍛刀奨励の御思召
明治天皇の御不予
親王東上の御思立
小池掌侍への親書
天機奉仕の書を捧呈せらる
明治天皇崩御
哀悼上奏文
親王に勅語を賜ふ
諒闇中の写経
親王妃の奥書
御病勢昂進
御病小康
再び御発熱御病勢増進
病大漸す
薨去
御発喪と廃朝宮中喪
国葬仰せ出さる
歛棺の儀
賜誄の儀
御葬儀
国葬終了
勅使の墓前御告祭
銅像建設の経過
銅像除幕式
除幕式式辞
第21章 御性行の一斑
御容貌
御性情
親王の理想
皇室並に天皇に対する尊崇の念
宮中の御式に参列
川島海軍中将の談話
樺山軍令部長を迎ふ
勅使を尊重せらる
御下賜の鴨
天皇の御信任
行幸啓に御起居を奉伺せらる
皇太后の桃山御参拝
数種の生花を献ぜらる
東宮に対する礼義
敬神と奉仏
尊貴に矜らせられず
永峰元海軍兵学校教官の談話
当時の皇族諸殿下
飽くまで平民的
規律を重んぜらる
長上の命令に服従せらる
黒岡海軍中将の談話
甘んじて禁足の罰を受けさせらる
小金井に遠足
雨中の帰校
職務に精励
英艦搭乗中
艦中勤務
艦長としての親王
皇族と軍職との区別
公私の区別
職務権限の厳守
軍艦操縦の御熟練
軍事研究の御熱心
観察力と判断力
果断と実行
公平なる御意見と深厚なる御思召
些事をも自ら始末せらる
故旧に篤く情義兼ね至る
身分の高下を問はず
足立前式部官の談話
従前の御眷顧
舞子別邸に参候
家職を遣して呼び戻さる
病気御静養中の親王
外人との交際
第22章 学問技芸の御造詣
親王の天才
敢為の御気象
英語の講習
英語の演説
露国皇帝との対話
仏語
日記
文詞
詩
歌
勅題の詠進
外遊中の御歌
勅題の御歌
書
初め伝家の御流を学ばせらる
長三洲の門に入る
金泥法華経の筆写
画
当宮家と岸一派との関係
幼時の御稽古
絵具の用法を研究せらる
日本美術協会の総裁
金子子爵の談話
御画を拝受す
画家連の評語
右画幅の出陳
その焼失
彫刻
三橋永斎に刀法を問はせらる
御作品
親王の別号
鍛刀
鍛刀の沿革
明治時代に於ける斬技の衰頽
明治時代の刀工
桜井正次
親王の鑑識と殊遇
正次を舞子別邸に聘せらる
如神殿
英国皇帝に刀一口を贈呈せらる
新刀の献上並に奉納
正次の談話
親王の御趣旨
臥竜庵の創立
如神殿の下附
御木像を安置す
洛南の一勝蹟
陶窯
製図
写真
その他の小細工
軍艦の模型を東宮殿下に献上せらる
第23章 御嗜好と遊戯
乗馬
その練習
競技を仰せ付けらる
出羽海軍大将の談話
自転車
山岡海軍中将の談話
電灯
自動車
自動車の購入
宮廷自動車設置に関する御尽力
運転手の養成
遊猟
出羽海軍大将の談話
皇太子に陪従
釣魚
舟遊
犬を愛せらる
皇太子の為に猟犬の選択
養鶏
蘭科植物の蒐集
音楽
舞踏
皇太子に舞踏の御指導
第24章 軼事十数則
御人格を偲ぶ便
御乳人野口かつ
無上の慈愛
新邸に移居
御遊戯
園池に舟を浮ぶ
西郷隆盛に与ふる書
英艦第三次遠航
英艦坐礁
親王の御働き振り
熾仁親王の御言葉
サノサ節の流行
御自作の歌曲
海軍の別れの歌
凍れる鶏卵
海岸御散歩
むくつけき嫗
老夫婦を饗応
家門の光栄
渡辺千秋に経歴を問はせらる
夜雨聯牀のヘン額
親王と李王世子との関係
李王世子翁島別邸を過ぐ
自動車にて若松まで遠乗
伊藤公の次韻
親王の原作
三島中洲の次韻
農夫の為に路を避けさせらる
舞子の左海屋
分散の噂
無条件にて大金を融通せらる
盆栽を渡辺宮相に賜ふ
造り物の松
逸馬門内に入る
馬糞の前金を賜ふ
貧苦の学童に学資を給せらる
若宮栽仁王を思ひ出でさせらる
喜久子姫
親王の慈愛
親王の薨去
喜久子姫の追慕
写真版目次あり