有栖川宮
悲雲切りに臻る
悲報来る
御終焉の前後
元帥府に列せらる
御通夜
御船入の御儀
御本邸の愁雲
妃殿下御病を押して御看護
新宮宣下と有棲川宮
高松宮御称号の御由来
新高松宮
光宮と有棲川宮
殿下の御略歴
御幼時
海外御留学
御偉勲
日清戦争の御英姿
国民智徳の儀表
凛たる御勇心
軍事上の御功績
濶達の御気質
御仁徳に感激
躬行実践
明治大帝に似させ給ふ
御沈勇
御性行
日常の御細密
謹厳の御性格
英邁無比
西郷隆盛に対して
立派な軍人
園芸の御趣味
座右の大工道具
慈雨
有本又来る
芸妓は嫌ひぢや
苦学生を慈み給ふ
猪苗代湖畔
御風流
勧進帳御暗誦
書画に御堪態
御高徳
御慈悲
乳人を労らせ給ふ
学童に学費給与
賃金を取らせよ
殿下と廷丁の対話
御盛徳
御慈悲深き殿下
忝なき御美徳
老夫婦を饗し給ふ
御逸事
千代田の宮の護り神
御資性
衛兵御勤務
雄々しき御戦闘振
御精励
自動車の始祖
御手製の軍艦模型
長寿の妙薬
煤に塗れた顔
湖畔の明月
御輔導時代
多事に渡らせらる
御所望の声色
御用理髪
宸翰様の御筆蹟
神の如く敬ひ奉る
御詠草
外艦アイロンデユーク号御勤務
独帝に忠君愛国を説き給ふ
夜雨対牀の額
皇家の輔翼たれとの御諚
御趣好
勇ましき御英姿
露天の尺八
刀剣の御趣味
自転車乗りに巧妙
下情に御精通
裸体の漁師
釣魚の御遊
左海屋を救はせ給ふ
舞子の御生活
お一人の御散歩
御愛犬
鳩ポッポの少女
舞踏を興じ給ふ
馬糞献上
沢庵三本の御用
威仁親王哀悼記
舞子の夜景
別れの歌
句仏上人と
菊花御頚飾
管長の回向
御名残り
偲び奉る
三日間不眠
御彫刻
万能の御方
旅行の形式
殊勝なる二少年
御愛犬先着
舞子御発引
哀傷溢国
英霊御帰還
御着前の光景
悲愁天に満つ
沿道の奉迎
御帰邸
雨の御通夜
思出深き殿下の御高徳
上等兵曹を許し給ふ
微行の殿下
別荘守の孫
台覧踊
御前講演
サノサ節
お嫌ひの蛙
灰揚の喧嘩
御幼少の時代
狩猟の御趣味
鳥の飛撃の名人
団内の一美談
御胆勇
御禁足と御観戦
御孫女喜久子姫
国葬
大宮御先例
御霊代安置式
宮殿下を悼み奉りて
名残の御涙
正寝の御永訣
三陛下御代拝
御答礼使差遣
葬送参列員休所
敬弔詞
海事協会奉弔文
大日本歌道奨励会総裁有棲川宮殿下を誄ひ奉る辞
衆議院奉弔
東京市奉弔
弔電、弔詞(外十六件)
御葬儀次第
深愁の暁
御棺前祭
高松宮御拝礼
霊柩を砲車に移し奉る
御霊柩御邸を出づ
高松宮御見送
霊車御発引
哀傷の気溢る
御本邸より半蔵門及び九段まで
九段坂附近
江戸川沿道
音羽通り
国葬場粛然たり
宮の御塋域
御祭式
御埋棺式
国葬余韻
堵の如き群衆
国葬日和
電車の満員
外国婦人御葬列を拝し
付記あり