千代田城
- サブタイトル
- 宮廷記者四十年の記録
- 編著者名
- 藤樫 準二 著者
- 出版者
- 光文社
- 出版年月
- 1958年(昭和33年)11月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 262p
- ISBN
- NDC(分類)
- 288
- 請求記号
- 288/To21
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
1 “御慶事合戦”の思い出
皇太子妃決定!
皇女のお嫁入り―今と昔
スクープ合戦に明け暮れた三直宮妃候補
東宮妃にからむ“某重大事件”の真相
骨身をけずった“お腹の打診”
2 宮廷記者の泣き笑い
“車夫馬丁、ならびに新聞記者”の扱い
大正天皇崩御と“昭和”元号
皇居の放火と、三つの未発表事件
“密閉されていた”皇族方の文章
煙草をパクパク、陛下と会見
3 皇居にしのぶ江戸城址
歴史の刻印もふかい皇居前広場
宮殿はこうして炎上した
焼跡に悄然とたたずむ両陛下の姿
“招かれざる客”に嬉しい悲鳴
明治天皇が憤慨された赤坂離宮
4 うらぶれた宮内庁
歴代宮相のプロフィール
だんだん縮小した宮内省
“よき時代”の郷愁にふける宮内官
窓口の一本化をやった田島長官
“女護島”の女官からサラリーガールへ
5 象徴天皇のお仕事
仕事のへった象徴天皇
いまでは宮中儀式も明朗化
あんがい質素な献立表
天皇取りまきも新陳代謝
もっぱら国際親善に御努力
6 笑いも明かるい天皇家
天皇はスポーツの万能選手
おむつまじい天皇御一家
鷹揚で庶民的なお人柄
天皇のカンカン帽
野草に取りくむ生物学者
7 若きプリンス
“よく学びよく遊ぶ”皇太子
皇太子も民主主義教育
新しい門出に立たれた皇太子
貴重な体験となった御外遊
お口ヒゲは皇室の伝統
8 皇室経済の盛衰
くずれさった“天皇財閥”
民主化された皇室財産
のぞかれた天皇一家の家計簿
金もうけのうまい大宮人
臣籍にくだった皇族方
9 天皇を手こずらせた軍部
天皇を憤慨させた大事件
天皇と初の東京空襲
“格子なき牢獄”の中の天皇
天皇、武官長をやりこめられる
つねに平和を御念願
10 天皇神格化の時代
“御真影”哀話
“現人神”だった天皇
天皇神格化に役だった三種の神器
不敬罪もなくなって親愛の情
寝具持参で御外出の天皇
11 歴史の八月十五日前後
涙をのんで降伏の聖断
その夜のクーデターと田中大将
胸をなでおろした“米内情報”
人騒がせにおわった退位論
“私”の苦しい御留位心境
12 民主化第一歩の全国巡幸
天皇、民衆の中へ
“象徴天皇”―どうお迎えするか
ギゴチなく単調な御会話
天皇ひっぱりだこになる
民主化にふみだされた天皇
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