明治大帝

明治大帝と昭憲皇太后（枢密顧問官子爵・石黒忠悳）
君臣水魚（御歌所寄人・阪正臣）
おいた盛りから（元掌侍・薮嘉根子）
天成の大元帥（元陸軍大臣陸軍中将・大島健一）
九歳より奉仕して（元侍従職出仕・石山基陽）
感激に血も高鳴る（元侍従武官海軍中将・斎藤孝至）
御心深く篭らせ給ふ書を繙きて（二位局・柳原愛子）
玉の御声（元御歌所寄人宮中顧問官・井上通泰）
馬事思想の御振作（元内竪伯爵・壬生基義）
御二方の御面影を偲び奉りて（元典侍・高倉寿子）
大帝に咫尺し奉りて（元宮内大臣伯爵・田中光顕）
幼きものを幼きものとして（元侍従職出仕子爵・岡崎泰光）
明徳万世を照らす（元陸軍大臣陸軍大将・山梨半造）
山陵の費と皇太后の供御（宮中顧問官子爵・三室戸敬光）
御陵近き精舎に篭りて（元命婦・平田三枝）
剛柔の御徳（元内竪掌典・慈光寺仲敏）
歌聖としての大帝（御歌所寄人・千葉胤明）
広野の花を小篭に摘みて（正三位・下田歌子）
憲法会議（枢密顧問官子爵・金子堅太郎）
火を清めて神を祭らせ給ふ（元典侍・園祥子）
広島大本営に奉侍して（元侍従武官宮中顧問官海軍中将・川島令次郎）
大帝と東郷元帥（海軍中将子爵・小笠原長生）
御敷皮の破るゝまで（元侍従男爵・沢宣元）
雪深き比叡の麓より（掌侍取扱・樹下範子）
大君の高き御稜威に（前枢密顧問官陸軍中将・曾我祐準）
厳正苟もし給はず（元宮内省調査課長・栗原広太）
文教の御奨励（臨時帝室編修官長・三上参次）
御晩年の大帝（元侍従職出仕主猟官伯爵・坊城俊良）
遠き記憶を辿りつゝ（元典侍・千種任子）
日の如く神の如し（元侍従武官海軍中将・松村竜雄）
雪の日、雲の空（元典侍・小倉文子）
英気颯爽の大帝（元侍従武官貴族院議員・上田兵吉）
美術の御奨励（東京美術学校長・正木直彦）
御強い御自慢（元命婦・西西子）
神ながらの明治大帝（陸軍中将・長岡外史）
御愛馬金華山（元侍従宮中顧問官・日根野要吉郎）
牧畜の御奨励（宮中顧問官・新山荘輔）
森厳神の如くに（元侍従武官海軍大将・有馬良橘）
雨は竜顔を伝うて（枢密顧問官男爵・田健治郎）
御教へ賜りし数々（元命婦・生源寺伊佐雄）
国交上の御軫念（元式部官宮中顧問官・吉田要作）
財政上の御軫念（前内閣総理大臣・高橋是清）
奉仕十年（元侍従職出仕貴族院議員子爵・薮篤麿）
尊し千古の聖訓（陸軍大将・本郷房太郎）
手作りの琵琶を捧げて（元掌侍・吉田〓子）
御買上品の数々（元式部官宮中顧問官・長崎省吾）
豊明殿の御陪食に侍して（明治神宮々司陸軍大将・一戸兵衛）
長き年月も短く思ひて（元命婦・樹下定江）
皇化に霑ふ台湾と南満洲（子爵・後藤新平）
大帝を偲び奉りて（元侍従宮中顧問官子爵・日野西資博）
赫として万世を照らす（貴族院議長公爵・徳川家達）
明治大帝の印象（米国文学博士神学博士・ウィリアム・エリオット・グリフィス）
偲び奉る民草の声（赤井春海、安井忠治、外数氏）
年譜・挿画目次あり