図書アクセイ ジュウセイ ランセイ000001798

悪政・銃声・乱世

サブタイトル1~10
風雲四十年の記録
編著者名
児玉 誉士夫 著者
出版者
弘文堂
出版年月
1961年(昭和36年)8月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
512p
ISBN
NDC(分類)
289
請求記号
289/Ko18
保管場所
閉架一般
内容注記
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

1 じっと見ておれ、モノにならんぞ!
2 少年工は奴れいだった
3 放浪
4 朝鮮よ、さようなら
5 赤旗への反撥
6 労働者の一人として
7 右翼入門
8 天皇に直訴
9 大動乱の前夜
革新的な国家主義の抬頭
浜口首相撃たる!
10 短刀一と振り進呈!
鬼をもひしぐ警部どの
とうとう未決監入り
11 火を噴くアジア
満洲事変と十月事件
12 大陸・満洲をめざして!
13 満洲建国は成ったが
満洲国ついに誕生す
満洲国は属国にあらず
14 五・一五事件と世論
15 銃口をわが胸に
16 ふしぎな場所での再会
17獄中感あり
万巻の書に埋もれて
童心に還る
18 かくて革命は成らず
西郷さんを見習え!
この仕事に生きがいを
軍閥の相剋対立
錦旗革命はなぜ失敗したか?
惜しむべし北 一輝先生の死
19 あやまてる軍閥
日本塾から二月会へ
失われた軍規
風は吹く吹く、娑婆の風
蒙古の涯にも娑婆の風
20 難産の汪政権樹立
参謀本部の秘密命令
松岡外相を説得
汪先生の手のひら
21 江南に春はきたが
拳銃の出所をつかれる
初恋とは、かかるものか
22 太平洋戦争の前夜
隠されたアメリカの提案
不可解な近衛さん
両手に操る右翼と左翼
23 児玉機関生まる
見送る艦載機
24 使命遂行に最善をつくす
即決主義でゆく
河相さんの忠言にしたがう
上海にも危機きたる
25 死中に活を求めて
中国と中国人を知る
匪賊団との提携に成功する
どぎもを抜かれた蒙古あらし
26 海軍の西郷さん
死は常に目前にある
泰然自若のこの態度
任侠の人に協力をもとめる
27 八千万を泣かした八月十五日
頽勢は阻止しきれず
意外!無血進駐
28 武人にふさわしい最期
なにも言うな
空から弔う最後の戦闘機
29 豪雨のなかに散る
滅びゆく日本とともに
生命の涯
30 故友ふたたび還らず
長居は無用
31 マ元帥と東久迩首相をだました内閣参与
マ元帥との橋渡し
32 陛下は戦争の全責任を一身に負われようとした
民意の機微を知らねば
33 東久迩内閣は短命に終わった
A級戦犯容疑で逮捕さる
34 戦犯という名の標的
外は憎悪と怒りの嵐だった
石をもて打たれるよりも!
35 檻のなかの東条さん
勝者にも慈悲がほしい
正義と人道の真理をつく
36 夜中にかじる大根の味
雑草のなかのジャガ薯
37 裁く者より裁かれる者こそ
軍事裁判は公正だったか
生きて恥辱を受けるより
38 巣鴨にも白ネズミがいた
真夏に冬の軍服すがた
39 勝者と敗者の対決
横着な奴だが
40 水仙の花に心眼を開く
仕合わせは生か! 死か!
所内寂として声なし
41 巣鴨の外にも自由はなかった
野放しとなった赤の勢力
42 追放と釣三昧
素裸の気軽さ
43 鳩山さんと辻老人
国家再建のためなら
熱意にほだされて
44 その責任は自分にも
条件はただ一つ
45 この人を是が非でも
非情軽薄な政界
46 山に揚がった鯨
萩原さんの助け船
鳩山さんの象徴
47 政治家としての三木武吉老
いじめ抜かれた鳩山さん
碁は下手くそだが
48 政治も、また岡目八目
三木総参謀の誤算
問題の鳩山・広川会談
三木老の心残り
49 保全問題の発端
金のないのが珠にキズ
思わぬ不覚!
50 砂をかぶった三木老とじぶん
被告はべつにある
金がかかる選挙の罪
51びんぼうクジを引く
日月おなじからず
強談など、とんでもない
52 人を食ったおやじ
対照的な三木老と鳩山さん
昔の敵、いまの味方
53 保守合同も意味なし
鳩山内閣に命をけずる
54 軍師ふたたび起たず
55 総裁公選の教えるもの
のらりくらりの石井さん
56 証文はこうして生まれた
政治家は当てにならぬ
57 トンビに油揚げ
とんだ思惑ちがい
58 泣くに泣けない岸首相
罪は政党か国民か
59 てんやわんやの総裁公選
総裁・総理の分離案
一と晩でドンデン返えし
おのれの面に泥をぬるな
60 暗殺と集団暴力を生まぬ政治を!
61 結語として