図書ジンシュ モンダイ ケンキュウ000001785

人種問題研究

サブタイトル1~10
編著者名
綾川 武治 著者
出版者
倉橋書店
出版年月
1925年(大正14年)2月
大きさ(縦×横)cm
23×
ページ
19,586p
ISBN
NDC(分類)
316
請求記号
316/A98
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

総説
第1章 人種問題の意義
人種とは何ぞや
人種問題の意義
第2章 人種問題の沿革態様及其解剖
人種問題の沿革及現勢
人種問題の態様解剖
第3章 人種問題発生の諸原因
総説
直接的(主観的)原因
間接的(客観的)原因
第4章 人種問題激成の諸原因
白人世界支配の完成
白人優越の諸主張
白人世界支配の衰兆
有色人の勃興
白人側の対策焦慮
欧米労働組合運動の発展
第5章 人種問題の解決に就て
各説
第1章 北米合衆国に於ける支那人排斥運動の発展
支那人排斥運動発生当時の諸事情
支那人排斥の白熱時代
支那人排斥運動の末期
第2章 北米合衆国に於ける日本人排斥運動経過
日本人入国の初期と排日運動発生事情
桑港学童排斥問題及紳士協約締結事情
日本人農業者排斥運動経過
日本人帰化権剥奪運動経過
亜細亜人排斥聯盟活動の全国的拡大と最近移民立法経過
米国排日の根本真相
第3章 加奈陀に於ける有色人排斥運動経過
支那移民入国の初期
支那人排斥運動の発生
白人労働者対支那労働者の抗争関係出現
支那人の団結的対抗
一八八五年支那人制限法の制定
日本移民排斥運動との競合
日本人排斥運動の展開
最近支那人排斥立法事情
英領印度人排斥経過
第4章 濠洲に於ける有色人排斥(白濠主義)運動の経過及批判
濠洲植民の初期と人口問題
初期の有色人排斥運動
聯邦成立前後に於ける白濠主義
自第二期議会至戦前間の白濠主義
戦時に於ける白濠主義
講和会議当時に於ける白濠主義
講和会議以後に於ける白濠主義
白濠主義の諸論拠並に批判
白濠主義と世界の将来
第5章 南阿鉱山大罷業に現はれたる人種闘争
序説
罷業の経済的原因
罷業原因としての人種関係
大罷業開始まで
罷業―総罷業―革命
罷業の特質
結言―生活標準維持向上を目的とする労働組合の現実暴露
第6章 南阿及ケンヤに於ける印度人排斥経過
ナタルに於ける印度人排斥運動
トランスヴールに於ける印度人排斥運動
南阿聯邦時代の印度人排斥
最近南阿聯邦に於ける印度人排斥事情
ケンヤに於ける印度人排斥問題
第7章 北米合衆国に於ける黒人問題
黒人奴隷輸入時代
白人側奴隷廃止運動の発生
黒人自身の解放運動発生
白人側奴隷廃止運動衰退と黒人団体の活動
奴隷解放運動の発展と奴隷輸入禁止経過
奴隷解放完成の経過
黒人圧迫熱の再燃時代
黒人私刑史
私刑と白人労働者
最近黒人勢力の発達
附録あり