わしが国さ

１　尾張と三河の巻
加藤高明を生んだ村
貧乏五人男
権兵衛と尾張海軍
中京文化と坪内逍遥
逍遥と二葉亭四迷
逍遥の劇界革命
中京舞踊
中京美人論
英傑と二人の女性
一門に栄えた二つの家
三河万歳の話し
劇的人物渡辺華山
尾藩の戦術と中京人
男を磨く神田〓蔵
明日の名古屋と尾参の政客
法悦と名僧智識
金鯱城下大浮れ
睡つたまゝ死ぬ病気
２　毛の国の巻
不如帰と金色夜叉
上州人と国定忠治
多助とお伝
新橋夜話
二人の情熱政治家
新島襄と内村鑑三
武人の毛の国
那須野ヶ原物語り
知事のわらぢの跡
上州名物真庭念流
明治初年の法律書生
東洋一のトンネル
電力征服の甲州勢
上毛の人物
下毛の人物
那須開墾について
３　総房三州の巻
大利根べりから
郷土の誉れ
下総の人上総の人
仁右衛門島物語
幾多の小日蓮
大石正巳の片鱗
４　紀伊と大和の巻
きのこの紀州路
官吏興亡の跡
紀州の誇り
官界流転録
大和の人物
紀州の人物
人材か非人材か
高野山の今昔
５　北陸五州の巻（上篇）
反魂丹の話し
浅野と安田
太刀山峰右衛門
北陸の地勢と北陸人
金沢といふところ
官界を遊泳する人々
海陸武人の石川
中橋と早川
政争の北陸、仏教の北陸
６　北陸五洲の巻（下篇）
栄えた一門の人々
能登半島
加賀の人物、千紫万紅
前田藩主とその家老
温泉情緒
笑説、九頭竜の川魚
若越二州の政客と人物
若越二州の陸海軍
小藩分立の悲哀
十人十色
料理自慢
凡、非凡同舟録
越中ふんどしの弁
７　常陸の巻（附茨城県領内下総）
東湖死して寂し
黄金地獄の絵巻物
提灯張した内田の母
横綱大臣の出世競べ
李鴻章と佐藤進
風雲児香川敬三
小山松吉と菊地慎之助
えらい人、えらくない人
空想に浮ぶ名妓万竜
東湖の嫡孫と語る
ローカル・カラー
こゝに来た知事の片鱗
８　佐渡ヶ島の巻
佐渡通ひの船
流人と金山
草鞋から砂金を採る話
佐渡へ佐渡への佐渡ヶ島
佐渡の生んだ人物
ある日の大倉とその回顧談
越佐だましい
佐渡の生んだ変りだね
越後女紅紫繚乱
９　羽越の巻（上篇）
鈴木荘六
原敬の筆算伝授
陸軍軍閥盛衰記
１０　羽越の巻（下篇）
郷里の大倉喜八郎
富豪物語
庄内人物銘々伝
北越名物鮭の子
南洲と相許した菅実秀
清川八郎の秘話
笑話、引ッ張り凧
河井蒼竜窟と人物異色伝
上越の人物と謙信を憶ふ
中越人物と農村争乱
農村哀話
人材の米沢と平田東助
海軍の山形県
兄弟と似たもの自慢
財界の奇傑
原敬、木堂、咢堂
若き日の犬養木堂
秋田の政客
秋田自慢
船頭をどり
羽後人種管見
北海道の羽越人
名無し草
山寺見物記
人物あれもこれも
歴史の花と実
文墨風流人
円頂黒衣の栄え