図書ダイ サイゴウ ヒシ000001724

大西郷秘史

サブタイトル1~10
編著者名
田中 万逸 著者
出版者
武侠世界社
出版年月
1914年(大正3年)1月
大きさ(縦×横)cm
23×
ページ
314p
ISBN
NDC(分類)
289
請求記号
289/Sa18
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
発売:興文社
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

1 諸説紛々たる南洲翁の死
偉人と凡人の分岐点
秋風骨を埋む故郷の山
2 痛快なる可愛岳の突破戦
この侠勇!!この胆勇!!
決死の色全軍を覆ふ
南洲翁自ら陣頭に起つ
偉なる哉陸海軍の活力
乱弾下の偉丈夫は誰?
二門の砲と素焼の弾丸
白日を掠む名残の煙
死戦乎?投降乎?
烈々天を衝く薩摩魂
手に掬ぶ弾痕を迸る水
地図に注ぐ悲憤の眼光
本営に赴く三名の勇士
諧謔一番!志気凛々
暁霧を劈く喇叭の声
一隊僅かに五六十名
麾下を愛撫す翁の心情
3 可愛岳突囲後に於ける官軍の警備
山谷を揺がす猛烈の砲撃
『砂礫万斤一銭に値らず』
山野田終に来らず
南洲翁決心の一語
8 南洲翁陣歿戦記
立派な討死させてやる
燭は暗し訣別の宴
怪しき黒影の行衛
痛絶壮絶なる軍令
時機来る!時機来る!!
壮烈なる白兵戦
噫活戦場の数寄
南洲翁突破を企つ
南洲翁の陣歿
檻中の猛獅咆哮す
薩軍死出の決戦
悽絶又た惨絶!!
腥風惨乎大堡塁
腕と股の二大特徴
岩崎谷口塁前の悲劇
聖世の大恨事
安村中尉の功名
流星光底長蛇を逸す
虎穴に入つて虎王を逸す
9 悲愴なる南洲翁の最期
南洲翁陣歿当時の着装
重傷に悩む紅顔の美少年
翁曰く『未だし未だし』
将星地に殞つ城山の秋
老僕吉左衛門の狼狽
壮烈!!又た凄烈!!
10 西南役中の翁の家族
因由あり気な三少年
翁に微塵の叛心なし
史上に類例なき美事
男優りの糸子夫人
常食は一椀の粥と塩
大牢の珍羞に優る胡瓜
夢を破る総攻撃の砲声
老松下の大悲劇
待ち佗びる陣中の便り
多恨多感の一夜
月下に立てる一偉漢
夢驚かす吉左衛門の亡魂
11 南洲翁陣歿前後の真相
確正無比の活史料
大野津将軍の急攻論
城山山頂の同士討
救を求むる窈窕の美人
救命の女王宮原夫人
竹馬の友に投降を薦む
朱唇堅き負傷の少年
印象深きピストル物語
南洲翁の死屍を楯に奮戦
安村中尉負傷の真相
山谷に轟く勝利の閧声
ピストル後日物語
12 首級の発見と葬儀
小溝中の毬栗頭
偉人に対する最後の敬意
日本男子の床しき心懐
英雄崇拝の好資料