図書エガワ タロウ ザエモン000001692

江川太郎左衛門

サブタイトル1~10
編著者名
古見 一夫 著者
出版者
国民文学社
出版年月
1930年(昭和5年)12月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
19,254p
ISBN
NDC(分類)
289
請求記号
289/E29
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
江川太郎左衛門年譜:p237  箱入
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

1 江川太郎左衛門はどんなに偉かつたか
我が陸海軍の礎を据えた国防家
生れながら神に祀られた政治家
明治文化開拓の先駆たりし新思想家
詩文書画鋳刻悉く一家をなせる芸術家
教育勅語の聖旨に合致せる理想的人格者
2 江川太郎左衛門はどんな風釆だつたか
3 江川太郎左衛門はどんな家に生れたか
4 江川太郎左衛門の父母はどんな方であつたか
5 幼年時代
景勝の地韮山に生る
栴檀は二葉より芳し
6 少年時代
蚊帳を吊らず火鉢を近づけず
竹刀をおいて直に絵筆をとる
7 青年時代
江戸に出で斎藤弥九郎を知る
唯一人の兄を喪ふ
国家の前途を憂ふ
貴き教訓を遺して母逝く
8 質実剛健の美風作興
代官の職を襲ひ経世の方針を定む
家中の者はじめ人民一般の華美を戒む
9 人材の登用
代官所の悪弊を一掃す
斎藤弥九郎と柏木忠俊を抜擢す
一芸一能の士を招致す
10 部下の養成
家中子弟の教育
部下の訓練
部下の愛撫
11 慈愛そのものゝ如き民政
善政至らざるなし
始めて管内に種痘を励行す
難治の称ある甲斐を治む
伊豆の島々を巡りて蛮風を改む
領内豪家の倒産を救援す
12 心身鍜錬のための狩猟
艱苦に堪へ胆力を練る
佐久間象山を驚倒せしむ
吹雪の中に立つて忍耐力を養ふ
妖霧の裏に魔神を叱〓す
13 厳格そのものゝ如き家庭教育
訓育はすべて体験的ならざるべからず
教はつた事を忘れると謝罪させる
試胆会を開いて胆力を錬らしむ
嫁するものに箴戒文を遣はす
14 知己朋友との親交
高官諸公との交誼
天下の人傑との親交
渡辺華山との懇親
15 海防に関する苦心
海防策の建議
辺海の巡検
鳥居一派に讒訴せらる
16 砲術の研究と其の教授
高島秋帆の洋式新砲術に着眼す
洋式新砲術の採用を建白す
秋帆の門に入りて砲術を学ぶ
独創的の改善を施す
新砲術を教授す
農兵の創設を建議す
17 天才的外交振
下田港の英艦を退帆せしむ
ペリー来航につき意見を答申す
ペリーの再来に面接折衝を命ぜらる
18 旧師に対する報恩
高島秋帆の砲術推挙に力む
秋帆の寃罪をはらし労を慰む
護送せらるゝ秋帆を慰む
秋帆の放免を図る
刑余の秋帆をねぎらふ
岡田十松の後嗣を世話す
19 大砲小銃の発明及鋳造
銃砲鋳造の試み
大反射炉の築造
破裂弾の発明
ドンドル銃の発明
20 砲台の築造と軍艦の建造
品川砲台の築造
西洋型軍艦の建造
21 懦夫を起たしめし神々しき臨終
病気を押して公務に奔走
読経の声をきゝながら瞑目
天下を挙げて追慕
22 太郎左衛門はどうしてかゝる大人物となつたか
天才的素質
徹底的研究
修養の眼目座右の銘
年譜・索引あり