維新前後の政争と小栗上野 続
1 日本国史上より観る維新
維新の意義を明にするを要す
時代の産める維新
開国の合理と攘夷の権略
維新後の宗教破壊の失政
維新後の日本の混乱
2 慶応の維新
3 「慶応」は何時「明治」と改められし乎
4 事実と事理無視の幕末史論
5 慶喜西京を走り大阪に至る折の上奏文
6 薩長土肥四藩主の藩籍奉還の建白書と其内容検討
建白書
7 公卿の攘夷論と其の世界事情の不知
左内全集抄
8 攘夷論者は天下を欺ける乎
攘夷論の解剖と題する望月氏の論文の一節
9 維新後の崇夷外交への激変
10 雲井竜雄の諸藩に飛せる檄文
11 討幕論者の真の目的は果して何なりし哉
12 ペルリ来航時代の古き文献
嘉永明治史鑑 巻之一
13 ペルリ渡来に関し徳富氏の幕府嘲罵と其の不明
14 薩藩々論の統一は維新既に成れる後の事実
久光公への建白書
15幕政下の社会組織と史家の盲断
16 徳富氏の勝海舟礼讃を読みての所感
17 近藤勇の甲州出陣と勝海舟の共謀
18 会津武士の思出の記と勝海舟の卑怯
慶応四年会津藩河原家殉難の顛末に付き遺子河原勝治の思出の記
19 江戸開城と勝西郷の所謂功績と真相
20 山岡自身の述べたる西郷と山岡の談判
山岡先生与西郷氏応接筆記
21 二本松藩侯夫人の避難実記
御道逎記
22 岩瀬肥後守の人物と事業
23 幕府倒滅の理由に関する徳富氏の評論
24 横浜開港の恩人水野筑後守と其記録
25 江戸城降服と川路左衛門尉の武士道自害
幹虫の才完節の士
26 井伊大老の勇断と其の合理性
27 水野筑後守の国政改革意見
水野筑後守の致仕
28水野筑後守と佐賀鍋島侯との応接
水野筑後守長崎奉行赴任旅行
29 水野筑後守の拓殖政策
30 小栗上野介と米国
31 小栗上野介の崇りを怖れたる村民
32 小栗上野介の財産と掠奪
33 最後の江戸城会議と小栗上野介の武士的態度
34 露艦の対島占領と小栗上野介の心事
35 小栗上野介後年の書面と幕府の史実
36小栗上野介の外国語の能力
37 幕末江戸市内の不穏と小栗上野の硬論
38 小栗上野介の権田村に斬らるゝ折
39 小栗父子の墓所及老女の自害其他の事実
40 小栗上野介と剣道の極意
41 小栗上野介の容貌風采人物
42 小栗上野介に関する今人の見解
小栗上野介の死と其の国民的反響
史家花見朔己氏の論評
福原虎雄氏の小栗上野の死に対する批評
野田寛氏の小栗の死に関する私信
中里介山氏の小栗上野介に関する論評
中村修二氏の小栗上野の死に対する論評
吉田絃二郎氏の小栗上野介と魯艦問題
43 小栗上野の死に対する諸名士の書簡
渡辺修二郎氏の書信
江木翼博士の書簡
三上参次博士の来書
倉富法学博士の書簡
小笠原長生子爵の書面
柴陸軍大将の書面
故畑陸軍大将の短書
米山梅吉氏の書信
篠田法学博士の書面
中村政太郎氏の書簡
石井孝一氏の書簡
佐野朝男氏の書面
花見朔己氏の書簡
岡田良平氏の書簡
大隈熊子夫人の書簡
上州権田村長市川元吉氏の書簡
44 中村孝也博士の小栗上州論と之れに対する余の批判
45 藤巻東郊氏の「蜷川博士と小栗上野の死」
46 猊巌山人の「幕末の政争と小栗上野」
47 降服の犠牲となれる旗本八万騎以下無数の江戸人
48江戸全市八万旗本屋敷の没収
49 日本国民文化の建設と幕府勤務の大名旗本の貢献及其の彰表
西郷南洲の銅像
江戸ッ子は忘恩児か
古を志るゝの民
南洲とハイネ(高山林次郎)
50 戊辰物語中の西軍非道の数々
51 故平山男の戊辰回顧を読む
52 井野辺史料編纂官の「明治戊辰の回顧」を読みて感多し
53 二本松藩少年隊奮戦の史実
54 佐久間象山の暗殺と攘夷党の兇暴
佐久間象山先生死体の検視