図書オモイデ ノ キ000001677

思い出の記

サブタイトル1~10
編著者名
上川 繁人 著者
出版者
上川繁人
出版年月
1983年(昭和58年)10月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
322p
ISBN
NDC(分類)
289
請求記号
289/U39
保管場所
閉架一般
内容注記
監修:金子節堂
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

序文(加藤陽三)
はしがき(上川繁人)
第1章 平時編
海兵に志願
志願兵合格
入団の門出
故郷よさらば
海兵団入団
教練開始
試練の制裁
誤認の制裁は福
「軍艦摂津」乗艦
皇后陛下に御奉仕して
御召艦江田島港に入港
海軍砲術学校入校
華頂宮殿下に御仕えして
関東大震災
戒厳令が発令
被災者の救護対策
軍艦日向での訓練
天皇陛下の御成婚式参列
萩麿王附きで海軍兵学校に転勤
思わぬ事態の顛末
海軍兵学校砲台附
海軍砲術学校高等科入校
大正天皇崩御
内田教官と私
「軍艦扶桑」に勤務
私の結婚問題
下宿先での出来ごと
大熊文子の気持
初めての見合い
結婚に失敗
幾多の賞を受賞
新兵教育を拝命
二度目の妻
妻の失敗の因
不良下士官とわかる
呉工廠で愛宕艤装
二度の新兵教員
第2章 日中事変編
軍艦妙高と上海事変
輸送上陸作戦
「五・一五事件」
母と死別
補充分隊伍長
友為の下士官自殺
長崎造船所で「三隈」艤装
鯛網の慰安行事
「軍艦三隈」の誕生
大型台風で大惨事
夕霧、初雪の遭難
三隈改装と宮本特務大尉
楽しい思い出
准士官に進級と副長
極秘漏洩のショック
駆逐艦吹雪を求めて十一日
旅順から木浦へ
済州島から海洋爆撃
基隆の思い出
広洲湾敵前上陸
呉・舞鶴航海
舞鶴工廠勤務
上海海軍特別陸戦隊附
最後の墓参と家族との別れ
内地を後に上海へ
南京警備に勤務
奥地討伐へ
友人木阪義胤少将
酒豪の木阪
名刀南京に届く
木阪参謀と最後の別れ
成谷大隊編成と上海警備
ブロードウエー事件
警備上の情報と女
成谷大隊バイアス湾へ
司令部大隊第一小隊長拝命
内地の酒造会社来る
脚気で内地帰還
新兵分隊教官
教員教育で苦労
教員の非行
呉教育隊から舞鶴工廠へ
内火艇火災と美人女性
親潮就役猛訓練
特別演習
第3章 大東亜戦争
隠密呼集から出陣
海南島三亜へ
宣戦布告マレイ作戦
英不沈戦艦二隻に挑戦
シンガポール攻略
敵潜水艦の魚雷攻撃
米機が爆撃
英国艦隊進撃
大勝のヒューストン・パースとの交戦
司令官より感状
エムデン作戦展開
第七戦隊に帰国命令
ミッドウエー出撃最後の宴
記念の写真を別府へ
臨戦準備をグァム島で
洋上で油補給
米軍暗号解読で航空艦隊全滅
第七戦隊に基地砲撃命令
凄惨な死闘中「最上」と衝突
第一次空襲
第二次空襲
第三次空襲と私の重傷
「三隈」の最後のとき
小山大尉の割腹と私の辞世の句
救助艇来る
高島副長戦死
軍艦「鈴谷」に移乗
海上葬儀と「三隈」崎山艦長の死
病院船「朝日丸」に入院
呉海軍病院へ
別府海軍病院に転院
呉鎮守府に赴任
日本本土の守り
太平洋で漁業と見張り
防空作戦室の新設
仮設砲台と飛行場建設
庄司海軍少将殉死
呉市街の疎開作業
海軍の貫禄
飛行機の献納式
郷土の村葬に参列
原村の防空演習
軍艦「睦奥」の爆沈
日本本土への空襲迫る
呉市空襲さる
空襲後の呉軍港
呉市内の復興
広島市に原爆投下
市街は焼土となる
ソ聯参戦悲報伝わる
終戦で管下部隊混乱
御真影の奉焼
終戦処理進駐軍上陸
軍籍を離れて
第二の人世への出発