異色の提督百武源吾

序（芹沢光治良）
序（新見政一）

第１章　少年時代（生い立ちから海軍兵学校入校まで）
生い立ち
小、中学生の頃
海軍志願の動機
海軍予備校

第２章　海軍時代（海軍兵学校入校から海軍大学校長まで）
海軍兵学校入校
兵学校時代の思い出
兵学校卒業
三笠乗組と日露開戦
旅順艦隊の出撃
八月十日の海戦
三笠乗組の思い出
韓崎丸乗組
富士乗組
千代田乗組
香取回航員
南清艦隊参謀
結婚
生駒の巡航
海軍大学校甲種学生
米国駐在
煙草との戦い
無銭で太平洋横断
海軍大学校教官
母の死
多摩艦長
英国皇太子奉迎
香港でのドライブ
帆船履没事件
軍法会議余話
関東大震災援護活動
春日の活躍
フランス出張
第五戦隊司令官
ロンドン海軍条約問題
軍令部次長

第３章　海軍時代（練習艦隊司令官時代）
練習艦隊
候補生受入準備
少尉候補生乗艦
近海航海
横須賀出港
遠航出発、信管装着
最初の寄港地
シアトル入港
タコマへ
カナダ訪問
サンフランシスコ入港
ロサンゼルスにて日米大交歓
メキシコ訪問
パナマ寄港
マグロ船艦隊を停める
パールハーバーに軍艦旗を翻して
南洋群島
艦隊配乗
任務完了

第４章　海軍時代（舞鶴要港部司令官から退役まで）
舞鶴要港部司令部の陣容
深慮遠謀の人
舞鶴行幸
臨時第四艦隊司令長官
昭和九年海軍大演習の概要
浅水大尉の殉職
第三艦隊司令長官
支那の情勢と百武長官
薩鎮氷提督とその書
汪兆銘の書
蒋介石と会わざるの記
張群と張学良
佐世保鎮守府司令長官
横須賀鎮守府司令長官
軍事参議官
日米戦争反対
加藤寛治との悪縁
退役

第５章　九州帝国大学総長時代
ドッコイまだ生きているぞ
百武九州帝国大学総長
九大総長余話
遠城寺総長の手紙

第６章　都田時代
都田転住
都田町
晴耕雨耕
百武牧場
野辺の煙
今乃木さん
国旗掲揚
自宅でクラス会
幼稚園にオルガン寄贈
荒木との同席辞退
蛇除けの猫
米寿の祝
テレビで勉強
百武邸で紀元節
勧進帳談義
最後のクラス会
梶浦逸外老師との親交
或る台湾人の話
町民になり切る
酒豪
健康法
ミネラルウォーター愛用
無欲の人
時間励行
思いやり
家は人が使うもの
凧揚げ
わらべうた
書道三昧
写経生活
贈られた画仙紙
愛用の拡大鏡
百武とボーイスカウト
お手伝いを養女に
おかしな戸籍法
明治村に軍装勲章寄贈
テレビで語る
生前に葬儀委員長依頼
墓の準備
大往生

第７章　鎮魂の譜
葬送
竜洞院
第８章　追想篇（遺族・親類の憶い出）
父を語る（飯田茂治、綾子、三井多摩子）
源吾叔父様の思い出（金子幸子）
岳父の憶い出（熊谷三郎）
子煩悩だった父（熊谷淳子）
岳父のことども（高岸勝一郎）
世田谷での想い出（田中浜子）
源吾叔父様を偲んで（野口綾子）
最後の訪問（萩野谷興）
お祖父様のこと（萩野谷芳子）
晩年の思い出（百武サト）
源吾大叔父の思い出（百武伸茂）
源吾さんの思い出（百武満治子）
父の思い出を語る（松井則彦、俊子）
思い出を語る（松井俊子、百武サト）
自然と交歓した三十年（三浦安子）
父の思い出（山本恒子）
百武源吾おじい様と私（横山正夫）
第９章　敬慕篇（知人・友人の憶い出）
作家芹沢光治良氏との交遊
義兄を偲ぶ（芹沢光治良）
百武さんの練習艦隊司令官時代（新見政一）
高い御人徳を思う（鈴木嘉助）
百武源吾大将を語る（梶浦逸外）
百武大将の思い出（板谷隆一）
百武大将を偲んで（今川福雄）
百武司令官に捧げるの辞（岩野直美）
百武さんに教えられる（内山義一郎）
淡交至久（尾崎隆）
百武大将の印象（小関晟）
思い出すままに（片山清一）
古武士の風格（久原一利）
百武大将を景仰して（神津幸直）
百武源吾さんの憶い出（古賀博）
思い出すままに（小林孝子）
百武大将の思い出（志摩亥吉郎）
百武司令官を思う（清水芳人）
百武司令官の思い出（砂田正二）
百武大将に捧ぐ（高橋角次）
練習艦隊時代の御恩に感謝して（田中義夫）
有事即応の覚悟（辻本毅）
百武大将と遠洋航海（豊島俊夫）
百武さんの思い出（中村千綱）
司令官の思い出（中村利明）
百武東郷健康長寿会名誉会長（成宮芳三郎）
老将の思い出（長谷晧充）
百武大将の思い出（日野虎雄）
百武源吾大将の感銘深い一言（福地誠夫）
百武源吾大将の思い出（藤村義朗）
主人に代って（御船千代子）
百武源吾大将思い出の記（宮田栄造）
御恩情に感謝をこめて（宮田千代子）
温かい思い出（三浦八千代）
百武大将の一面（三好恒）
百武大将の思い出（村上敏夫）
百武源吾大将を憶う（森徳治）
六分儀流失（安平輔）
百武司令官（山本啓志郎）
横鎮長官時代の思い出（山本直枝、小林孝子）
百武春日艦長の思い出（横尾道春）
私の好きな提督（吉村弘子）
百武先生の思い出（渡辺一敏）
付録