図書フランス カクメイ ト メイジ イシン000001521

フランス革命と明治維新

サブタイトル1~10
NHKブックス 43
編著者名
河野 健二 著者
出版者
日本放送出版協会
出版年月
1966年(昭和41年)6月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
209p
ISBN
NDC(分類)
210.61
請求記号
210.61/Ka96
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

1 革命の問題
革命をどう見るか
革命論の主観性
革命の前提と条件
経済段階と革命
日本の経済発展をどう見るか
革命勢力のうごき
明治維新は絶対主義の成立か
2 日本の革命論争
「資本主義論争」のもつ意味
世界恐慌の衝撃
「講座派」の考え方
コミンテルンの日本観
「労農派」の考え方と論戦のはじまり
日本資本主義のとらえ方
封建制についての論戦
政治と経済のかかわり
「講座派」の明治維新論
ブルジョア革命の対極としての明治維新
3 フランス革命論
西欧近代への傾倒
市民革命と日本社会
封建的土地所有と産業
いくつかの批判点
フランスにおける「ブルジョアジー」
ブルジョア勢力としての地主
フランス革命の前提条件
フランス革命の経過
フランス革命の特徴
4 明治維新論
明治維新の時期区分
徳川政権の性質
経済発展と農民生活
百姓一揆と飢饉
「開国」の問題
攘夷と尊王
下級武士の存在と役割
西南雄藩の役割
明治維新の経過
ブルジョア革命としての明治維新
服部・羽仁説の検討
明治国家の本質は何か
遠山説の検討
士族民権の限界
5 変革過程と封建制
革命過程の独自的展開
内から外へと外から内へ
フランス社会の特徴―ヨコへの分化
日本社会の特徴―タテへの統合
封建制廃止の第一の方式
封建制廃止の第二の方式
土地所有の再配分
日本における封建制廃止
地租改正の問題点
土地改革の国民的相違
6 思想と政治的達成
革命の知的源泉
ルソーと安藤昌益
フランスの革命集団
日本の革命集団
革命における思想
主情派と主知派の系列
革命の成果の比較
フランス革命におけるデモクラシー
明治維新におけるナショナリズム
民主主義と思想の問題
略年表あり