鈴木貫太郎自伝
序(鈴木一)
第1回
命拾ひの話(三歳の時)
堺の陣屋の話(明治初年)
彰義隊の叔父(幼年時代)
関宿への帰郷(明治五年)
近藤塾の話
父と母の話(幼年時代)
昔の教育
命拾ひの話(第二、第三、第四話)
第2回
小学校
中学校
海軍兵学校
少尉候補生(明治二十一年)
遠洋航海
第3回
遠洋航海後任官
天城分隊士となる(明治二十二年)
山本権共衛大将の話
撤山事件
水雷学校志願
大尉進級(明治二十五年十二月)
鳥海乗組
水雷乗組
日清戦争前迄
第4回
日清戦争切迫
大連湾掃海を前にしての大激論
花園口の海隆擁護作戦
私の初陣
第5回
旅順陥落を見物
旅順口一番乗
日本海軍の基礎
水雷発射実験
威海衛防材破壊
第6回の一
威海衛襲撃の計を立つ(明治二十八年)
豪傑司令今井大尉
防材破壊
憶病者の話
襲撃
今井司令艇暗礁へ
鬼貫太郎の話
第6回の二
威海衛襲撃後日談
上崎上等兵曹の割腹
思ひ出話
第6回の三
海門航海長
台湾行(一)
煙草の話
台湾行(二)
凱旋
比叡航海長
海軍大学入学
軍令部軍務局(三十一年十二月)
海軍大学教官(三十二年五月)
大学教官頃の話
洋行の船上の話
第7回
洋行談の一
世界一の煙草をふかす
クルツプの御馳走は豪華版なり
スパイを断つて進級が遅れた話
第8回
洋行談の二
ウイルヘルム軍港及キール軍港視察
モデルタンクを見る
ヤーワルテイ海軍観象台
第9回
洋行談の三
ドイツ学生生活をのぞく
重要視察報告を軍司令部へ差出す
日露戦争の気運高まる
北欧旅行
ロシア海軍の脆弱を見破る
秘密命令に接してゼノアに向ふ
軍艦旗を挙げて堂々と春日の廻航
第10回
春日廻航
春日の出陣
吉野沈没
第11回
黄海海戦
第12回
旅順陥落
日本海海戦
第13回
日本海海戦後
南清艦隊
第14回
宗谷艦長
第15回
グツドマインド(宗谷艦長)
候補生に訓ふ(遠洋航海)
第16回
水雷学校長
敷島艦長
筑波艦長
舞鶴水雷隊司令官
人事局長
海軍次官
第17回
大隈内閣の成立
海軍次官の思ひ出
日独戦争
シーメンス事件
第18回
海軍次官の思ひ出の二
父の死
第19回
練習艦隊司令長官
日米戦争論
第20回
遠洋航海談(練習艦隊司令官)
第21回
兵学校長
第22回
第二艦隊司令長官
第三艦隊司令長官
第23回
呉鎮守府司令長官
関東大震災
第24回
聯合艦隊司令長官時代
第25回
軍令部長
侍従長
第26回
侍従長時代
枢密院議長(昭和十九年八月)
林司令官越境問題
田中内閣の辞職問題
軍縮問題
白川大将家へ御製の御使
五・一五事件
二・二六事件
写真あり