図書ジュンナン テイチョウ サクマ タイイ000001465

殉難艇長佐久間大尉

サブタイトル1~10
編著者名
成田 鋼太郎 著者
出版者
博文館
出版年月
1969年(昭和44年)11月
大きさ(縦×横)cm
23×
ページ
176p
ISBN
NDC(分類)
289
請求記号
289/Sa45
保管場所
閉架一般
内容注記
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

佐久間大尉の出生地と閲歴の大要
家庭に於ける佐久間氏
室清直翁自警十一条
大尉遺留書目
小学校時代
中学校時代
海軍兵学校時代
兵学校の設備と生徒の生活状態
後進生に告ぐる文
皇太子殿下の御慶事
松山刀自に贈れる書
新造端艇の写真を喜ぶ
若州学生の懦弱を慨く
兵学校卒業後の謝恩
候補生時代
恩師山本巳三吉君に贈りし手簡
絵葉書
少尉時代
生徒時代の精神を保持せむ
某国と砲火を交ふるに至らば生還は期せず
迅雷風雨将に臻らむとするを警告せる手簡
従軍時代
訣別の辞
出征軍に奇瑞多し
決死隊に加はらむことを志願す
藤井中将の談片
浦塩港攻撃に向ふ
浦塩艦隊を再三逸せしめたりとの世上の非難を解く
雲雀に転乗を命ぜられしを喜ぶ
艇内生活の困苦を説く
旅順方面に向ふを喜ぶ
執筆毎に是を最後と思ふ
「セパストポリー」の攻撃難を説く
恩師市川(元、生田)小金次君へ贈りし手簡
同窓者の陣亡を報す
同窓戦友の消息を報ず
日本海々戦前後の絵葉書
恩師市川君に戦捷を報じ、〓旧談に及ぶ手簡
日本海々戦の状況
個人的武芸の必要を説きて弓術に及ぶ
三笠艦の災厄に万死を免かる
帰郷の遠からざるを報ず
水雷練習所学生及潜水艇長時代
参禅は養気の一手段なり
霄絶学師を敬慕す
母堂の病状を報ず
友の母堂に同情を寄す
機関学校生徒志願を勧誘す
母堂の死去を報じ厳父の介護者雇入方を嘱し来る
介護者たる婆子に対する注意
恩師山本君の孝心に同情し、謝恩に及べる手簡
潜水艇の研究に身を委ねむとす
得意時代
学識の足らざるを愧ぢて古書を研究せむとす
斬新なる武器を取扱ふ者は日々戦陣に臨めるか如し
宗演老師に紹介の事を嘱し来る
妻女を迎へむとして媒介者たらむことを嘱し来る
自己の運命は自己の力を以て開拓すべし屈辱的結婚は望む所にあらず
第一艦隊参謀に栄転、結婚は無限に延期
破格の光栄
春風艇長に栄転結婚期を定む
結婚後間もなく対島分隊長に補せらる
南清警備の任に赴く。妻女を富山なる里に預く
三保湾に仮泊して建武の昔を懐ふ
南清沿岸を巡航す
陸上生活を望む
結婚一周年の謝辞
妻子次子の手簡
悒快時代及第六号潜水艇長時代
妻女を亡ひ悲歎に沈む
妻女の最期に於ける状況より遺子の生立に及ぶ
葬儀を了へて帰任の途次に於ける俳句
遺子を里子として預くるに決心せり
痔疾にて入院し一層遺子に懸念す
遺子を好乳親に託し得たりと喜ぶ
亡妻の二百日祭を営む
三湖に舟を浮べて清遊す
遺子を抱きて気比神社に詣づ
身体の練磨を唯一の楽みとして家庭のそれに代ふ
輝子第一回の誕辰を迎へたり。今一度見たき思ひ止み難し
急に思ひ立ち敦賀に来る
最期
挿図・遺言書写・履歴付家系・付録あり