図書カイジョウ ゴエイ サンボウ ノ カイソウ000001294
海上護衛参謀の回想
サブタイトル1~10
太平洋戦争の戦略批判
編著者名
大井 篤 著者
出版者
原書房
出版年月
1975年(昭和50年)9月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
264p
ISBN
NDC(分類)
397.21
請求記号
397.21/O31
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
史料調査会旧蔵資料
目次
第1章 開戦計画における大誤算(開戦前)
忘れられたタンカー護衛
船はそんなに沈むまい
片ちんばな海軍の伝統
第2章 国力かまわず前線へ前線へ(昭和十六年十二月から昭和十八年八月まで)
薮蛇となった真珠湾
欠陥だらけのアメリカ魚雷
無視された攻勢の極限界
船は裸でかけめぐる
内部はうつろ、鬼瓦の陣
第3章 戦争指導の転換期(昭和十八年九月から昭和十八年十一月まで)
戦局の死相読む人読まぬ人
絶対国防圏の戦略
御前会議の誓いの行方
天皇の側近気取りの軍令部
第4章 「海軍に二大戦略あり」(昭和十八年十二月から昭和十九年二月まで)
護衛総司令部という官庁
素人参謀、窮余の策
トラック異変とその波紋
コンボイ制度、小さな大船団
第5章 決戦準備の輸送、資源蓄積の輸送(昭和十九年三月から昭和十九年五月まで)
内南洋での遭遇戦準備
敵は狼群戦法
ボーキサイトも油も
第6章 崩れ去る夏の陣(昭和十九年六月から昭和十九年八月まで)
マリアナ沖長槍決戦大敗北
海軍省の茶番劇
殴り込み決戦か護衛強化か
魔の海、ルソン海峡
第7章 南方ルート臨終記(昭和十九年九月から昭和二十年三月まで)
あばれ始めたハルゼイ颱風
台湾沖航空戦祝杯の蔭に
しびれた輸血管
決死の油輸送に終止符うたる
第8章 日本本土完全封鎖(昭和二十年四月から昭和二十年八月終戦迄)
特攻大和栄光の代償
「天皇の浴槽」
空腹、降伏
付表あり