有馬正文
前篇(伝記篇)
第1章 郷土
チエスト関ケ原
郡村
第2章 血すぢ
薩藩の郷士制度
有馬家の血すぢ
母の血すぢ
第3章 生い立ち
誕生
寡婦
恐い眼
第4章 中学生
県立鹿児島第一中学校
学宿
友と師
第5章兵学校生活
麦藁帽子
従容義に就くは難し
家郷破産
本物
第6章 青年士官
あれが有馬中尉殿だ
弟
新妻
新居
教育の神髄
第7章 参謀
物言わぬ母
参謀
ロンドン条約
艦隊勤務
第8章 支那事変
青島
神川丸
数息観
大陸進駐
第9章 空戦
十八史略
日露戦争を実施しつつあり
指揮官機自爆
楓葉荻花秋瑟瑟
第10章 赤道の島々
横浜航空隊
真勇を養う
訓練
壮士惨として驕らず
第11章 大東亜戦争
横須賀航空隊
山雨将に至らんとして風楼に満つ
黒星
忠誠勇武
闘戦経
第12章 南海の狂瀾
出撃
朧月
決戦
終生の遺恨事
第13章 戦勝の方途
残年読書
君子時中
儒仏の桎梏より脱するを得たり
戦況窮迫
第14章 指揮官先頭
百論一勝に如かず
最期の迎撃線
必勝の好機
クラーク鬼哭
南海千秋名不朽
中篇(追悼文集)
有馬中将の少年時代(医学博士・野田昌威)
有馬正文君の憶い出(元海軍少将・堀内多雄)
旧友有馬正文君の想い出(元海軍少将・吉見信一)
有馬中将を偲びて(元陸軍大佐・家村新七)
有馬正文海軍中将の想い出(元海軍少将・黛治夫)
有馬正文中将の印象(元海軍中佐・伊藤素衛)
信仰の人有馬氏(金剛寺住職・暉峻康範)
故有馬海軍中将を偲びて(元海軍中将・鈴木義一)
サンゴのカフスボタン(元海軍大佐・大井篤)
有馬大佐を憶う(一)(元海軍大佐・上出俊二)
有馬大佐を憶う(二)(上出俊二)
有馬正文中将を憶う(元海軍大佐・佐多直大)
故有馬正文中将を偲んで(元海軍中佐・西村友晴)
故海軍中将有馬正文先生を偲びて(元海軍中佐・山下菊男)
有馬正文中将の思い出(海上自衛隊一佐・上村嵐)
有馬中将に私淑して(元海軍大佐・菅原英雄)
有馬大佐の憶出(元海軍大佐・田中勢一)
故有馬正文先生の印象(元海軍主計大佐・今里格)
有馬閣下について(元横空整備長・森浅三)
艦長有馬先生(元翔鶴乗組・佐藤博)
故有馬中将の面影(元海軍大将・塚原二四三)
故有馬正文中将の思出(元海軍中将・有馬馨)
有馬司令官に関する思出(元海軍少佐・美濃部正一)
陣中における有馬正文元海軍中将の思出(元海軍少将・土井直治)
有馬正文君を憶ふ(元海軍中将・寺岡謹平)
後篇(遺文)
昭和十七年九月十一日夜記ス
景仰録
自序伝
日記(抜萃)
従容録(抜萃)