山本権兵衛と海軍
- サブタイトル
- 明治百年史叢書
- 編著者名
- 海軍省 編者
- 出版者
- 原書房
- 出版年月
- 1966年(昭和41年)3月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- 430p
- ISBN
- NDC(分類)
- 289
- 請求記号
- 289/Y31
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 複製 箱入
- 昭和館デジタルアーカイブ
第1篇 山本伯実歴談海軍参考資料(海軍大臣官房)
第1輯
明治十一年五月山本少尉独逸留学より帰朝し扶桑艦乗組と為る
扶桑艦本邦へ回著―山本少尉之に赴任し克砲の伝習教導に与る―山本氏中尉に進む
明治十二年四月山本中尉乾行艦乗組に転じ兵学校生徒の教育に従う
明治十三年十月山本中尉竜驤艦乗組に転ず
山本中尉竜驤艦赴任後未だ二旬ならざるに再び乾行艦乗組と為り前任務に復帰す
山本中尉乾行艦乗組を免ぜられ非職と為る―中尉一書を裁し其理由を海軍卿に質す(明治十四年二月)
榎本氏海軍卿を罷め川村純義氏其後を襲ぐ(明治十四年四月)
山本中尉浅間艦乗組と為る―就職に関し山本中尉と川村海軍卿との問答(明治十四年七月)
浅間艦を砲術専攻の練習艦とす―部内より志願の士官以下を集め教習を行う
山本中尉我操砲の程式を一定せんことを建議し遂に其制定を見たり
山本中尉操砲程式調査の為め兵学校兼勤と為る山本氏大尉に進む(明治十四年十二月)
山本大尉は浅間艦乗組を免ぜられ更に同艦副長と為り艦長欠員に付其職務を摂行することとなる
明治十八年四月山本大尉は英国に於て製造の浪速艦本邦へ回航事務取扱委員と為る―此任命に先だち川村海軍卿
山本少佐天城艦長に転ず(明治十九年十月)
山本少佐海軍大臣伝令使に転ず(明治二十年七月)
山本少佐高雄艦長心得と為る(明治二十二年四月)後ち大佐に進み同艦長と為る
山本大佐高千穂艦長に転ず(明治二十三年九月)
山本大佐海軍大臣官房主事(後ち海軍省主事)に転ず(明治二十四年六月)
仁礼海軍大臣の海軍参謀機関独立問題に対する態度
西郷海軍大臣の下に山本大佐が海軍諸制度組織等の改革に当りし事及其人員の淘汰に関する事
諸制度其他更革の概観―艦艇の隻数、排水量―人員の増減―経費の概額
第2輯
韓国東学党匪の乱―日韓清三国の国際関係
当時に於ける海陸両軍当路の態度
中牟田中将軍令部長を罷め樺山中将其後を襲ぐ
警備艦隊の名称に関し樺山軍令部長と山本大佐との問答
仁川方面との通信連絡の為め軍艦を配す
清国に対する最後通信―我海陸軍に自由行動を命ず―日清開戦
日本軍艦が英国石炭船を撃沈せりとの上海電報に関し伊藤総理大臣と山本大佐との問答
軍艦浪速が英船高陞号を撃沈せる事
日清開戦の場合に於て上海及其附近の通路に向て戦時運動を為さざる様英国政府よりの照会及之に対する我政府
出征の首将に進級補除の権を仮すの問題(樺山軍令部長の提議山本大佐の反対)
艦隊司令長官の更迭問題(樺山軍令部長の提唱山本大佐の反対)
大纛を海外に進められんとするの説論に対し山本大佐は其不可なることを進言す
英国商船テールス号の臨検遂に国際問題を惹起す―有地中将及平山大佐の進退
日清戦役の終末、露独仏三国干渉の事起るや伊藤内閣総理大臣は先ず陸海軍に向い之に対する意見を徴したり是
日清戦役後に於ける帝国海軍の経営施設等に就て
明治三十年十二月第二次松方内閣辞職し第三次伊藤内閣の組織せられんとするに際し陸海軍大臣の候補の事に付
英国が威海衛を租借せんとするに際し予め我政府の意嚮を聞合せ来れる事
山本海軍大臣、露国公使ローゼン男を訪うて我海軍に対する露国の誤解を除去す
外国勲章の受領に就て
明治三十三年清国事変に対する我海軍行動の一斑
白石大尉の処刑及特赦復権等の事
厦門港に於ける警備艦の事
明治三十三年十月第四次伊藤内閣組織の節山本海軍大臣留任の事
明治三十四年六月第一次桂内閣成立の時山本海軍大臣の留任に関する経緯
第一次桂内閣(明治三十四年六月二日成立、三十九年一月七日罷)に於ける外交政策の樹立に関する事
日英同盟協約の事
山本海軍大臣上表して帝国国防論一篇を乙夜の覧に供し奉る(明治三十五年十月二十八日)
第3輯
明治三十六年七月露国に対し協商談判を開くに方り御前会議に提出せられたる議案及之に関聯する協商基礎案
万一露国との平和破裂の場合我国が清韓両国に対して執るべき方針に関する件(明治三十六年九月)
日露協商談判の経過
日露交渉経過の梗概と時局に処すべき経画とを艦官司令長官に内示し事に臨み遺算なきを期せしむ(明治三十六
日露協商の談判益々困難に陥り事態愈々険悪の兆を呈す(明治三十七年一月十一日)
明治三十七年二月三日露国艦隊の旅順口出港の情報
日露戦役に関し列国との国際的雑爼
日露戦役に際し事情疏通の為め英国へ末松氏を米国へ金子氏を派遣す
明治三十七年四月二十九日山本海軍大臣より桂内閣総理大臣に提出せる意見書
大山侯が満州軍総司令官に親補せられたる時山本海軍大臣を訪い軍配団扇の揚げ方を依頼せられたりとの事
日露講和の端緒
日露講和談判開始に付全権委員任命の件
日露講和会議の困難なりし事情
日露講和談判に関し米国大統領の斡旋
日露講和条約批准案御諮詢に対する枢密院会議の光景
日露講和の時機及其条約締結に就ての概観
日英同盟協約の改訂及之に伴う軍事協商の更定
附録有
第2篇 海軍艦船拡張沿革(海軍大臣官房)
附表有
第3篇欧洲大戦前後に於ける帝国海軍軍備の概況(海軍軍令部)
経過一般
海軍軍備補充費設定
海軍軍備緊急充実
軍備補充計画一部の実施決定
八四艦隊案成立
八六艦隊案成立
軽巡洋戦艦建造不成立と八八艦隊案の成立
臨時軍事費による駆逐艦建造並軍艦譲渡
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