人物近代日本軍事史
序章 国軍の起源
第1章 近代兵制の起源
萌芽時代
高島秋帆
江川太郎左衛門
勝安芳
第2章 明治維新と国軍の建設
伊藤博文
木戸孝允
伊知地正治
第3章 公議所に於ける軍備論
内田仲之助の『海軍創立見込書』
其の他の『海軍興張論』
第4章 集議院に於ける軍備論
第5章 国軍の建設と大村益次郎
大村益次郎の略歴
彰義隊の討伐及び奥羽征伐
兵制の基礎定むる
大村歿後の兵部省
前原一誠
前原の志望
第6章 国軍の建設始めて成る
山県有朋
山県兵部少輔に任ぜらる
西郷隆盛を迎ふ
御親兵の組織
徴兵令の制定
徴兵規則
国防の本義、施設の緩急を論ず
徴兵令の発布
徴兵令に対する反対
山城屋事件と三谷三九郎事件
陸軍の現況
第7章 国軍精神の宣揚
軍人勅諭の渙発
勅諭下る
当時の社会情勢
第8章 国軍の拡張発展期
海軍の不備
岩倉具視
軍備拡張を親諭したまふ
聖諭を奉じ陸海軍を整備
沿海の防備、海岸砲台の建設
第9章 桂太郎と軍政の整備
準備時代の桂太郎
桂太郎と軍政の革新
兵制の改革
陸軍省と参謀本部の争
月曜会の解散と偕行社の改革
第10章 陸軍新旧時代の交替
鳥尾・三浦・谷・曾我の四将軍
鳥尾小弥太
三浦梧楼
谷干城
曾我祐準
四将軍の主義・思想
第11章 海軍の拡張
川村純義
西郷従道
第一期海軍拡張の完成
第二期海軍拡張
樺山資紀
仁礼景範
海軍拡張に対する海軍と衆議院の確執
陸海軍の制覇抗争と協同一致
国防会議の設置
参謀本部条例の改正と海軍軍政と軍令の分離
戦時大本営条例を繞ぐる陸海軍の確執
第12章 日清戦役後の陸軍
川上操六
六師団より十二師団
軍備拡張の実行と桂太将
第13章 日清戦役後の海軍
日清戦役当時の海軍
日露開戦直前の海軍
山本権兵衛
山本と山県の功罪
第14章 日露戦役後の軍備
陸軍の二箇師団増設問題
海軍第一次整備
海軍第二次整備
第15章 東郷平八郎と乃木希典
第16章 現代の国軍
陸軍
海軍
兵器の進歩と戦術の変化
結論