軍人わしが国さ　下巻

１　近畿の巻
紀州『人類館』
有馬と野村吉三郎
『副官閥』といふもの
提一灯行暗夜
恨めしき『倫敦旋風』
紀州海軍の上層部
紀州の陸海軍人
林桂と宇垣軍縮
荒木貞夫血統賦
権兵衛の片鱗
自刃武士
京都府を覗く
京都武人の成功児
京都府の陸海軍
松室孝良と回教徒
大阪府を覗く
奈良を覗く
惜まれた堀丈夫
大和の陸海軍

１　兵庫の巻
篠山武将譚
播、丹、武人の今昔
石本寅三と脇坂次郎
『人国記』の酷評
畢〓『陸軍王国』
兵庫の海軍
淡路島談義

１　滋賀と福井の巻
海の三須、陸の中村
植田謙吉を語る
湖国陸軍の展望
郷土心乏し
若越地方を覗く
長谷川と蒲穆
勇将大生と智将松井命
待望せらるゝ将星
福井県の陸海武人群
次官時代の長谷川
ある日の長谷川

１　三重と岐阜の巻
伊勢の知名将軍
三重陸軍の将星
三重の異色武人
水軍の精鋭、今は無し
濃飛地方を見る
老将の述懐
岐阜の陸軍群像
飛田文化の回想

１　岳陽の巻
岳陽の三大将
時代の波影
順逆の舟柁を執る人、執らぬ人
兵農一致
彗星将軍多門二郎
帰農将軍
有坂山砲
岳陽の海陸軍

１　武相の巻
『武相』の文字の感覚
山梨半造興亡録
神奈川の陸海軍
海軍村
埼玉陸軍の点描
埼玉海軍の点描

１　両毛の巻
川岸文三郎の登場
上毛の陸軍
異色武人の寸話
上州陸軍の貧困
上州海軍の貧困
知久平といふ男
入獄を覚悟した知久平
陣笠受難と知久平
知久平の政界登場
豆腐屋喇叭を吹けども
太田界隈繁昌記
下毛の奈良武次
下毛の陸海軍

１　常総（安房を含む）の巻
鈴木貞一の登場
軍部と官僚の迫真力
鈴木の多角性
千葉陸軍の展望
千葉海軍の展望
鈴木兄弟
菊池と常総陸軍
常総の海軍
水戸及水戸人

１　花の東京雪の山形
お膝元の東京は？
海軍と大臣の『価値』
蔵王高湯に浸りつゝ
東郷元帥の予言
妙義は大空高く
海の江戸ツ児
名将の馘首せられる時
浅草寺は夏祭り

１　武の奥羽路（北海道を含む）
東北の天下
星座を区分して
米内と板垣
常識人・板垣陸相
岩手陸海軍の瞥見
宮城の陸海軍
陸奥と羽後の展望
福島の陸海軍
羽前の陸海軍
北海道の陸海軍

１　余滴三篇
軍人二代三代記
髑髏の絵葉書
昔の国民使節

１　人名索引
索引あり