図書目録ニンゲン ギョライ カイテン資料番号:000001086

人間魚雷回天

サブタイトル
壮烈!敵艦隊を轟沈し水漬く屍と散った特攻隊
編著者名
津村 敏行 著者
出版者
大和書房
出版年月
1954年(昭和29年)5月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
263p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/Ts74
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

第1章 波高かりし太平洋作戦
命取りはメツケルの戦術
悲壮な永野軍令部総長の辞
二つに割れた対米作戦論
神様参謀も尻に帆
一瞬の間に四航空母艦が火達磨
敵にお株を奪われた“天祐神助”
「一式ライター」と云う名の攻撃機
イ号作戦と山本長官の戦死
銘記せよ! ア号作戦
燃料に縛られたピアク島争奪戦
快男児・千田少将の割腹
二度目のZ旗
虎の子航空部隊の誤算出撃
応答無し! 全機玉砕か
運命と共に還らぬ十三隻の潜水艦
艦隊決戦病
奇しき七段構えの戦法
武蔵流ならぬ「見果ぬ流」戦術
水中特攻兵器起つ!
第2章 人間魚雷「回天」
一沫の泡と消えた巨艦大和の最後
回天の試作に軍令部の圧迫
大失態となつた泥縄式兵器
陽の目を見た九三式魚雷
壮烈! 黒木・樋口両大尉海底に没す
英霊を胸に菊水隊の出動
血湧き肉躍らせた回天の戦果
苦衷するT参謀
烈々たる闘魂に屈した軍令部
回天と聞いて身震するサザランド中将
「光」基地を見納めて天武隊出撃
勝報! 巨浪を切つて飛ぶ
嗚呼! 再び還らぬ尽忠の特攻隊
相次ぐ振武隊・轟隊・多聞隊
原爆第三号積載の敵艦を撃沈
必死必殺の人間魚雷
日本海軍の宿命
未来戦は海中に移るか?
第3章 帝国海軍の全貌
「イモづる式」の潜水作戦
主力艦隊同志のチヤンバラ演習
死なねばならぬが伝統精神
捕虜と自殺兵器
ナメ過ぎた敵の輪型陣
大艦巨砲主義か小艦多数主義か
立遅れた護衛作戦
猫の目で新兵器を造る馬鹿騒ぎ
特殊潜航艇はどうであつたか
米軍にも特攻隊はあつた
将官級の頭も穴だらけ
苦しまぎれのベニヤ板魚雷
イタリーの人間魚雷
第4章 悲劇を作つた導火点
飛べぬ飛行機が工場でアクビ
機動戦にたたつた燃料補給
功績は弾を使わぬ部隊
問題の荒鷲予科練
神風は何処え行つた!
勝敗の因果は「武士道」
陸海総力戦の正体
輸送兵器と思つたら鉄の棺桶
「隼」と「零式」でホラ合戦
血で固まる海軍設営隊の赤心
日章旗と思いきや星条旗のお迎え
この金で日本機を造れと叫ぶ隊員
ハンモツク・ナンバーの人事
「訓練に制限なし」もほどほどに
表情なき首脳部
ノツクス長官の言に顔色なし
第5章 第三次大戦起りなば!
ノーモアの広島の惨!
歌を忘れたカナリヤならぬ日本の科学陣
悲痛だつた神風特攻隊
日本の再軍備は?
マツカーサー主義の「東洋のスイス」
陸の日本か海の日本か!
連合国よ恩義を売りつけるな
第三次戦は四十時間で片づくか?

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