兵に告ぐ
- サブタイトル
- 流血の叛乱二・二六事件真相史
- 編著者名
- 福本 亀治 著者
- 出版者
- 大和書房
- 出版年月
- 1954年(昭和29年)2月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 236p
- ISBN
- NDC(分類)
- 210.7
- 請求記号
- 210.7/F77
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
第1章 陸軍の暗剣殺
鮮血に塗られた雪の朝
不気味な臨時ニユース
日米の大海軍建造競争
東京駅の銃弾
「軍人は無用だッ」
怖るべき疑獄事件コンクール
共産主義の輸入
共産党の潰滅
「桜会」誕生す
暗から暗の三月事件
極秘の宇垣政権工作
「錦旗革命事件」
突如!青年将校の離反
橋本中佐・杉山次官を脅迫
第2章 殺気はらんだ国家改造運動
犬養首相暗殺さる
辻政信大尉の陰謀
奇怪な軍法会議
「粛軍に関する意見書」の爆弾
二・二六事件の導火線は辻大尉だ
二つに割れた対立日本
「京大事件の旋風」
「天皇機関説」に飛火
真崎大将と怪文書
真崎追出し策謀に怒る荒木
惨!永田鉄山少将の屍体
相沢中佐とは?
山田大佐の割腹自決
予審廷の相沢陳述
殺気はらむ公判
法廷で血涙しぼる相沢中佐
愈々問題の真崎大将喚問
第3章 動乱の四日間
「青二才に何が出来るか」
苦心の進言も笑殺さる
応援憲兵の非常召集
不可解な村中孝次の姿
嵐まさに到らんとす
遂に流血革命
事件の裏に婦道の華
奇怪な弾丸の出所と謎の通報
本庄大将の苦衷
岡田首相は事前に知つていた
日本陸軍の派閥抗争
参謀とは「無暴!横暴!乱暴!」
事態収拾に慌てる参議官
戦時警備令降る
遂に戒厳令敷かれる
秩父宮殿下の御心痛
奉勅命令下る
正視できない顔と顔
自からの手で武装解除
自決と睨んで棺桶の準備
不可解な山下少将の態度
野中大尉の自決
その夜の新聞ニユース
第4章 峻烈極めた事件処理
中心人物の逮捕
五冊の霊告現わる
北一輝の人物
皇道派と統制派の対立
西田税も捕る
亀川哲也の自首
真崎大将は将校を見殺したか
渦中の人物久原房之助
資金の謎と第二夫人
超然たる石原広一郎
苦心の池田訊問
叛乱参加下士官の処刑は無罪か有罪か
第一次の処分発表
第三次の処刑発表
丸太作りの独房
苛烈悲惨な処刑
眉間を射抜いた弾痕
運命の日本陸軍と謎の自決
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