図書センソウ ト ニンゲン ノ フウド000000693
戦争と人間の風土
サブタイトル1~10
日本を考える一つの指標 新潮選書
編著者名
鯖田 豊之 著者
出版者
新潮社
出版年月
1967年(昭和42年)9月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
285p
ISBN
NDC(分類)
319.8
請求記号
319.8/Sa11
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
史料調査会旧蔵資料
目次
1 くいちがう戦争観と平和観
捕虜を殺せば戦争はなくなる
捕虜になるには勇気が必要
捕虜になっても戦意は失わない
戦争と死とは別もの
どうにもならない戦争観のくいちがい
2 戦争のなかの歴史
国王は軍司令官
戦争は慢性食糧難から
流血は日常茶飯事
個人の武装権と国家の武装権
戦争を念頭におく社会科学
平和はつくるもの
戦争は一種のスポーツ
捕虜優遇は金もうけのため
3 人工的な国家
たよりになる国旗と国歌
あてにならない人種と言語
はっきりしない前近代国家
国家は近代の産物
どうしても必要な契約論
契約論を否定したナチスの悲劇
どこにもない日本の鎖国的発想
気らくなヨーロッパの国際関係
4 たかい軍人の社会的地位
読書は女子供の仕事
軍人はあこがれの恋人
なお存在する外人部隊
軍人より軍事にあかるいシビリアン
社会の外の日本軍人
5 対照的な死生観
ひとりで死ねない欧米人
生と死の断絶
自殺禁止の意味するもの
死は嫌悪と憎悪の対象
自殺と他殺
6 これからの日本
限定戦争こそ欧米諸国の本命
世界の悲劇と日本の将来
特異な戦争観はいつまで