呉子の兵法
- サブタイトル
- 兵法全集 第2巻
- 編著者名
- 公田 連太郎 訳者/大場 弥平 講
- 出版者
- 中央公論社
- 出版年月
- 1935年(昭和10年)9月
- 大きさ(縦×横)cm
- 23×
- ページ
- 408p
- ISBN
- NDC(分類)
- 399.2
- 請求記号
- 399.2/G69
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 箱入
- 昭和館デジタルアーカイブ
序説
政治家振つて
呉起はすかさず
獅頭鬼面何するものぞ
グロテスクな革車
兵法の必要はこゝだ
文武共に兼ね併せて国全し
文武併行
名誉の戦死
呉起大将となり作戦の妙六十四回の大勝
図国第一
呉子の卓見・強兵の要は君民一致
国の和と戦争
不和の軍は出戦するを得ない
不和の陣は戦ふべからず
不和の戦さは勝つことを得ぬ
先づ挙国一致
国民の安心と信頼、志気の振興
死生栄辱
天道の義戦なればこそ
私戦は必ず患来らん
経国の四徳
天道人義の力
廉恥心あればこそ奮戦す
流石に呉子の攻勢
屡屡戦つて屡屡勝つもの天下を失ふ
戦争の五種類
挙兵の名目
義兵の意義
強兵の意義
剛兵の意義
暴兵の意義
逆兵の意義
飽くまで正義の師であれ
治国平天下の要は
国の安危は人にかゝる
軍の精鋭主義
軍の精鋭とは
精鋭万能主義
必勝の要道如何ん
戦勝の道は易々たり
適材適所
戦勝の二大要諦
明君賢将
料敵第二
四面重囲に処する道
治に居て乱を忘れぬ警戒
各国軍の特色と強弱
一陣両心
前重く後軽き陣
功名心強く、協同しがたき軍
強兵を撃滅する策
脆弱土塀の如き軍隊
弱国に対する軽戦
一本調子の作戦
一本調子の軍を撃つには
戦争に悪ずれした糜軍
死志なき敵を撃つ法
優秀なる士卒の選抜養成
謀略の士の抜擢
妻子遺族の厚遇
寒天に凍餒する敵は撃つべし
酷熱の地に遠く作戦する戦は撃つべし
戦禍を呪ひ国内乱れたる軍は撃つべし
戦資欠乏と陰雨に窮乏する軍は撃つべし
弧立無援進退自滅の軍は撃つべし
無警戒にして戦意なき軍は撃つべし
寄せ木細工的軍で敵の鉄槌に戦慄する軍は撃つべし
陣形整はず半身不随の軍は撃つべし
かくの如き国とは戦争を避べくし
呉子戦略の白眉
敵の外形を観て撃ち得るやを観破
蕩児の如き軍は撃つべし
混迷洶々の軍は撃つて百戦殆ふからず
宜しく急所を撃つべし
陣勢未定の虚に乗ずる戦略機動
怠慢にして備なき軍は撃て
戦略的烱眼なく徒走する者は撃て
コセ付く敵は撃つべし
未だ地の利を得ないものは撃て
極寒炎熱の大自然に逆行する者は撃て
遠征長駆疲労した軍隊は逸早く叩け
川を渡つて来る敵はその半渡を撃て
険道狭路行動至難の敵は撃て
隊伍動揺する軍は撃て
陣を屡々変へる軍は撃て
首将の統制を離れた軍は撃て
風声鶴唳に驚く軍は撃て
呉子兵法の積極攻勢
治兵第三
四軽、二重、一信とは
軍の軽快性を説く四事
重刑重賞
軍は外形よりも内容
烏合百万、何するものぞ
父子の兵
軍統率の三要道
死を決して始めて生あり
善将とは
猶予と狐疑は禁物
不熟練の兵は敗る
用兵の三原則
教練と大将の任
傭兵時代に於ける撰兵
昔の訓練と鼓
天竃、竜頭の駐止は大軍の禁
御幣を担いだ布陣風向と戦
軍馬の飼育と調教
天下横行
論将第四
気は優しくて力持ち
勇の将に於ける数分の一だ
将の戒しむべき五ケ条
呉子圧巻の語
主将一人の全軍的死命
地の要機
敵国を乱すを事機といふ
力機とは
一国の盛衰興亡を左右する良将
号令厳明
敵国の情勢により策あり
愚将俗将に対する五策略
軍の内情、作戦地の状勢による六策略
敵将の手並拝見と智将
愚将とは
応変第五
不意に敵と遭遇戦を起したら
寡を以て衆を撃つには
大兵は平野に、小兵は隘路に
大軍と相対して長守するには
敵を険要より引きおろす作戦
誘致せる強敵を四面攻撃
退路なき時は断然攻勢
深山大沢の兵法
巧妙なる谷戦
水戦は離れて半渡を撃て
兵車の運用
暴寇は浮き足立つた帰りを撃て
敵を屈服した後は
励士第六
刑罰の明は勝に幾何の価値ありや
有功無功者の差別饗応と遺族への栄賜
首将その人を得れば一軍振ふ
命を投げ出した偉大なる強さ
圧倒殲滅主義の呉子戦略
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