図書目録ソンシ ノ ヘイホウ資料番号:000000518

孫子の兵法

サブタイトル
兵法全集 第1巻
編著者名
公田 連太郎 訳者/大場 弥平 著者
出版者
中央公論社
出版年月
1935年(昭和10年)7月
大きさ(縦×横)cm
23×
ページ
480p
ISBN
NDC(分類)
399.2
請求記号
399.2/So48
保管場所
閉架一般
内容注記
箱入
昭和館デジタルアーカイブ
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

始計第一
死生存亡
五事七計
天・地・将・法
戦争計画の大本
敵を量る七ケ条
孫子曰く
権を制する意義
孫子の兵法は譎詐戦略ではない
能ある鷹は爪を隠す
窺ひ知られざる機略
微妙なる駆引
喰はすに利を以てす
敵の内部を掻き廻す
慎重な備へ
無理はならぬ
怒るもの隙あり
驕るもの久しからず
敵を労らす戦略
いはゆる離間策
敵の虚を衝く
機略は千変万化
開戦前の目算
作戦第二
現代物質戦の姿
長期消耗戦の不利
国力疲弊と外患
兵は拙速を尊ぶ
長期戦は亡国の因
糧は敵に依る
銃後の民疲る
物価騰貴と民力枯渇
衰滅敗亡への道
昔の戦と軍の物資
敵を滅して貨を取る
転んでもたゞ起きぬ戦法
孫子の予言通りの形勢
将帥の責任
謀攻第三
戦はずして勝つ
第一は敵の謀を挫く
その次は交をうつ
その次は兵を伐つ
城を攻めるは最も下策
智力を主とした謀攻
兵力圧倒的に優勢の場合
進んで敵を攻めるには
二倍の優勢なる場合
全力を尽して闘ふ
兵力劣れる場合は
敵に及ばない場合は
小敵の堅は大敵の擒
将軍の任務は重し
無智な進撃命令
無智の退却命令
軍政容喙
作戦容喙
勝つべき戦さに負ける
必勝の条件五つ
彼を知り己を知れば
彼を知らず己を知れば
彼を知らず己を知らざれば
軍形第四
勝つべからざるを為す
勝敗の原因はどこにあるか
先づ備へ、次ぎに廟算
勝は知るべし為し難し
防禦と攻撃の意義
九地の下に隠る
九天の上に動く
真の勝は人の知らざる所にあり
譬へて言へば
勝ち易きに勝つ
智名勇功なく
勝に誤算なし
不敗の地に立つ
先づ勝つて後戦を求む
軍紀綱紀の振粛
勝を生ずる計算の基礎
銖と鎰の比較
優勢は決河の如し
兵勢第五
軍の編制は分数也
作戦指揮は信号也
奇正相俟つて勝つ
実を以て虚を搏つ
神策鬼謀湧く如し
奇正循環、日月の如し
あげて数ふべからず
将帥の到達すべき極限
正々堂々の四つ相撲
鷙鳥の一撃
いはゆる電光石火
いはゆる『発矢』の勢ひ
乱して紊れざる追撃
治乱勇怯、定めなし
釣り出し戦法
適材適所の任用
理想的の兵勢
虚実第六
常に先手をうつ
敵を致す法
敵に虚隙を生ぜしむる法
急所を衝き不意に出づ
無人の境を行く
取る取れないは戦略による
神韻漂渺たる戦略
攻むるは虚を衝き退却は速かに
敵如何に戦を欲せざる場合も
我戦ひを欲せざる場合は
敵の力を分散させる
『約』はまた敵の『厄』なり
我が企図を秘匿すれば
備へざる所なければ薄からざるを得ず
戦況の予想判断
戦況を予察洞見出来なければ
勝は為すべきなり
兵に一定の形なく
水の低きに流るゝ如し
之を神といふ
軍争第七
軍争緒言
軍争の要点
迂直の計を知るもの
一利一害
鹿を逐ふ猟師山を見ず
長駆作戦の危険性
隣国、地形、地勢に通ずること
実戦を指導するには
疾きこと風の如く
しづかなること林の如く
侵掠火の如く
動かざること山の如く
知り難きこと陰の如く
動くこと雷震の如し
軍卒を賑はすこと
利によつて動くこれ軍争なり
金鼓旌旗の用法
朝気、昼気、暮気の説
治を以て乱を待ち
近を以て遠を待ち
佚を以て労を待ち
飽を以て饑を待つ
強敵に正面攻撃は不利
高きに向ふ勿れ
佯り北ぐるを追ふ勿れ
鋭卒は攻むる勿れ
餌兵、食む勿れ
帰師は遏むる勿れ
囲師は必ず闕く
窮寇は追ふ勿れ
九変第八
前置き
舎る勿れ
外交政略
留まる勿れ
慎重に謀るべき地
死戦の突破
道の変更
大局より見て
同様、城の場合も
地も亦同じ
独断専行
いはゆる臨機応変
智者のおもんばかり
諸侯を従へる法
備へあることを恃め(一)
備へあることを恃め(二)
大将の弱点五つあり
五危、恐るべし
行軍第九
最初に敵情判断のこと
山の戦
水の戦
水上の戦
斥沢の戦
平陸の戦
高地占拠のこと
丘陵堤防に処する軍
六つの危地と用兵
伏兵、奇襲、宿営などの諸徴候
敵の進軍、退却、布陣、決議、誘致策などを見る徴候
敵兵の有無、敵陣内部の情況を判断する徴候
敵の困窮を要心しなければならぬ徴候
猪突猛進を慎しめ
兵卒の処罰と軍の真価
軍の振粛
地形第十
地形を分類して
通形
挂形
支形
隘形
険形
遠形
地形によらぬ敗兵
敗兵の説明
地形と作戦
国の宝
愛撫と統御
己を知り彼を知らざる場合
彼を知り己を知らざる場合
もう一つの地形
よく兵を知るもの
必勝の要訣
九地第十一
所謂、九地とは?
国内戦の場合
軽地、争地、交地の場合
衢地
重地とは
ヒ地とは
囲地も不利
進退谷まる死地
散地・軽地・争地に於ける用兵上の観点
交地・衢地・重地に於ける用兵上の観点
ヒ地・囲地・死地に於ける用兵上の観点
敵軍を撹乱すること
強敵を迎へ撃つ法
客兵の要領
客兵、棄身の勇あり
率然の如し
確かに一面の真理
士卒を愚にする統帥
愈々出でて愈々怪
絶地とは
五地の作戦
覇王の兵
大戦捷は天下を圧す
非常の手段
断末魔の狂奮を利用せんとする統帥
敵の殲滅と遠大なる作戦
宣戦と廟議
開戦と疾進
千古の名言
火攻第十二
火攻分類
火攻の機会
火攻の要領
火元を確かむ
外に発する場合
火攻水攻の特異性
速かに効を修めよ
軽挙妄動を戒しむ
用間第十三
用間序説
十年兵を養ふ、何の為ぞ
間諜に優るものなし
現代の間者の分類
人君の至宝
間諜使用の方法
厳守、厳罰
敵の人的要素を知ること
反間の策
反間第一
用間の理想境

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