世界戦争
第1編 世界戦争前史
三国同盟より三国協商へ
ビスマルク退官後に於ける列強の離合集散
促進的動因
世界戦争への楷梯
ボスニア問題
フランス及びロシアとの和協運動
一九一一年のモロッコ問題
ハルデイン卿の派遣
トリポリス戦争
両度のバルカン戦争
最後の和協運動
アフリカ植民地問題に関する英独の和協
近東問題、特にバグダート鉄道
トルコ鉄道問題に関する独仏の和協
近東問題に関する英独の和協
英独の和協と英露海軍条約
世界戦争の勃発
第2編 戦争勃発より無制限潜水艦戦まで
戦争の範囲と様式
戦争の軍事的形勢
戦争とドイツの財政
戦争とドイツの経済
媾和提議までの政治的及び軍事的進展
同盟国トルコ
イタリア
イタリアの宣戦よりブルガリアの参戦まで
ブルガリアの参戦よりルーマニア戦役まで
財政上の戦争対策
帝国大蔵省
軍需企業への投資
軍事費と節約
戦時公債
戦時税
同盟国への立替金
経済戦争と戦時経済
帝国内務省
包囲されたるドイツ
中立国争奪の経済戦争
国内の戦時経済
補助勤務法とヒンデンブルグ案
媾和運動と潜水艦戦
媾和問題
第一次潜水艦戦
激化潜水艦戦
「サセックス」号事件
アメリカの媾和運動に関するベートマン・ホルウエークの尽力
ドイツ及びアメリカの媾和運動
無制限潜水艦戦
第3編 アメリカの参戦より崩壊まで
潜水艦戦より国会の媾和決議まで
潜水艦戦と中立諸国
ロシアの革命
軍事工作の進捗
一九一七年前半期に於ける潜水艦戦
ドイツとオーストリア・ハンガリアの関係
国内の情勢
七月の危機
ミヒヤエリス氏の内閣
国会の媾和決議案とその反響
ミヒヤエリス氏の政府組織
ミヒヤエリス内閣治下の軍事的、政治的進展
第二次の内閣危機
ミヒヤエリス氏よりヘルトリング伯へ
「議会中心制度」
ヘルトリング伯内閣の初期
東方媾和
ブレスト・リトウスクの休戦会議
媾和会議の準備
第一次ブレスト媾和会議
第二次ブレスト媾和会議
政府と軍部との対立緊張
ウクライナとの媾和条約
最終ブレスト媾和会議
ブカレスト媾和
東方媾和締結の成績と結果
決着
外交上の経緯
大攻撃
新しき国内危機
転機
余のモスコウ派遣
崩壊
追録・年表あり