海軍兵学校生活

１　名誉の海軍士官
島帝国第一の安全弁
重大なる責任
二度の大戦
海軍教育の発達
兵学校の教育大綱
２海軍兵学校沿革
海軍操練所
海軍兵学寮
海軍兵学校
機関学校の分離
江田島に移る
学年章の制定
卒業式と御名代の宮殿下
歴代の兵学校長
３　志願
召募
志願者の注意
色盲
海軍省告示
志願書の提出
受験地の指定
受験地の選択
志願者と採用者の府県別
４　入学試験
体格試験
呼びあげられる氏名
慌てゝ呼吸脈拍の異状
虚心坦々
試験場の范然自失
不品行病
適当の制裁
体格検査の合格証
学術試験の潜勢力養成
健康上の注意
学術試験
代数の難関
受験の秘訣
早き就席
姓名の明記
耳を傾くべき訓示
答案の精読
落第者の氏名抹殺
試験最終日の快感
５　採用
試験後の用意
官報で待つ採用者の氏名
注意すべきトラホーム
入校時日の通知
着のみ着のまゝ鹿島立ち
思ひ出多き停車場
天下第一の得意顔
６　入校
兵学校生徒の第一日
天幕内の戦友
第二の体格検査
はじめて着る軍服
頼もしき軍人姿
伍長は三学年生
案内される寝室
整頓せる衣嚢箱
温習所
伍長の校内案内
渡される生徒心得
厳粛なる入校式
７　兵学校生徒
兵学校々風
整然たる校内の秩序
天下無比の美習
軍隊教育の基礎
自然の品性陶冶
浄土の天園
不撓不屈の精神
厳正濶達の襟懐
勇往邁進の気風
公私大小の弁別
学課に追はるゝ忙はしき生活
８　学課
第一学年
第二学年
第三学年
最も必要なる数学
英文と礼儀作法
兵科
航海運用術
砲術
水雷術
機関術
測量学
造船術
万屋式覚悟
恩威並び行はれる教官
９　生徒廿四時
総員起床喇叭
挙手のしつヾけ
洗面
各室内の点検と散歩
食事用意の喇叭
分隊点検
講義
温習時間
巡検
温き夢
満室の鼾声
小銃の手入
土曜日の大掃除
日曜日の朝
勅諭の棒読
日曜日の外出
古鷹山の風色
倶楽部の歓談
１０　別課の武術
柔道と撃剣
凌々の精気
進級勝負
一級より五級までの段階
水泳
１１　食事と入浴
広々した食堂
食卓の監督
静粛な食事
礼法修業
入浴場
痩身者の歎息
洗濯袋
１２　特有の遊戯
壮快な棒倒し
鉄挙の雨
健児群の奮闘
武侠的遊戯
勇ましき豚追ひ
血痕班々たる鶏争ひ
水上の家鴨奪ひ
ボートレース
１３　学年試験
学科の多忙
成績は三ケ年平均
一時の病気は一代の衰運
頭脳の困憊
接近せる卒業式
苦は楽の種
不幸の戦友
卒業試験の酸味
１４　卒業式
御名代宮殿下の御臨場
嬉しき月桂冠
俄に変る袖の金線
天晴れ候補生
海上生活の第一段
練習艦の抜錨
鵬程万里
１５　志願書様式
１６　最近四年間入学試験