海軍要覧 昭和8年版
第1篇 戦備
太平洋問題の解決
海洋立国は神意に基き其の意義は宏大無辺なり
東西文明の融合
太平洋のスパーク
帝国の海軍政策
帝国の陸海軍存立の意義
帝国海軍政策の変遷
帝国の存立上直面せる脅威
帝国としての防衛策
帝国の海軍政策
列国の海軍政策
米国海軍政策
英国海軍政策
仏国海軍政策
伊太利海軍政策
独逸海軍政策
蘇聯邦海軍政策
列強の造艦政策並に造艦現状
概説
米国
英国
仏蘭西
伊太利
独逸
列強海軍予算
一般軍縮会議に対する各海軍国の意嚮-之に対する批判と吾人の覚悟-
総説
各国の提案
各国提案の批判と吾人の覚悟
列国海軍の現状
緒説
日本
米国
英国
仏蘭西
伊太利
独逸
蘇聯邦
諸外国に於ける海軍予備団組織及び其の現状
概況
英国の各種海軍予備団
米国の海軍予備団
仏蘭西、伊太利の海軍予備団
海軍予備団以外の予備勢力
列国の商船隊と其の軍用化問題
概況
各国商船隊の現況
各国の商船隊保護奨励方策
各国の優秀船
第2篇 海軍艦船、兵器、機関
艦艇製造上の進歩
主力艦
巡洋艦
航空母艦
駆逐艦
潜水艦
駆潜艇
造船技術の発達
砲熕兵器
戦艦の主砲の変遷
中小口径砲の変遷
弾丸の変遷
水雷兵器
魚形水雷(魚雷)
機械水雷(機雷)
爆雷
火薬及び化学兵器
火薬
化学兵器
電気・光学・通信兵器
電気的兵器
光学兵器
通信兵器
舶用機関最近発達の趨勢
緒言
内燃機関
高圧高温蒸気
汽缶
電気推進
蒸気往復機関及び排気タービン
補助機関
第3篇 航空
列国航空事情
飛行機
飛行船
航空機搭載兵器
防空兵器
射出機
航空計器
機体の設計及び製作技術の発達
航空発動機
飛行機搭載艦船
列国航空政策
列国航空軍備
列国航空運輸の現状
第4篇 海戦術
近代の海戦術
将来の艦隊と其の解剖
航空機の海上戦略戦術に及ぼす影響
海上に於ける制空権
通商破壊戦に於ける航空機
戦略に及ぼす影響
近代の新戦法と其影響
射撃術
潜水艦の兵術的用法及び潜水艦の価値
将来海戦のパノラマ
第5篇 国防資源
緒説
近代戦争の消費力
国家総動員の必要性
本邦資源の現状と通商杜絶の影響
本邦の資源
通商杜絶
軍需工業原料
金属工業
化学工業
燃料
石炭
石油
世界列国の石油政策
通商船舶と戦時海上輸送力
結論
附表 内外国艦船要目一覧、其の他各種統計地図類等三十九表