海軍及海事要覧　昭和６年版

第１篇　海軍
純国産となれる我が海軍と国民の覚悟
序言
舶来時代
国産海軍としての勃興時代
列強海軍をリードし始めたる造艦劃期時代
華府会議時代及び爾後の造艦政策
我が海軍の現状
倫敦海軍会議と我が海軍
国産工業上より観たる海軍
精神的方面より観たる国産海軍
結言
列国海軍
倫敦海軍会議以後に於ける参加列強の海軍造艦政策及び軍備の状況
小海軍国の海軍現状
主力艦補助艦及び航空母艦
総説
戦艦廃止論
小型主力艦論
艦船兵器
世界大戦後に於ける帝国海軍艦船の発達に就て
砲熕兵器
水雷兵器
海軍用火薬及び化学兵器
電気的兵器
近代の海戦術
将来の艦隊と其の解剖
近代の砲戦術
戦術上より見たる将来の魚形水雷
潜水艦の兵術的用法及び潜水艦の価値
航空機及び航空事業
飛行機の進歩
飛行機構成上の傾向並に航空計器
航空発動機の発達
艦上発著装置並に救命具
特殊飛行機の現状
将来の特殊飛行機
飛行船及び気球
列国航空政策並に航空兵力
推進機関
新式軍用機関の趨勢
水上艦の主機械
蒸気缶の現状
補助機械の現状
内火式機関
測量と航海
国際水路局並に国際水路会議
海上写真測量の実施状況
新式諸測器
磁針偏差
我が国に於ける潮汐事業
海洋と気象
最近七箇年間の本邦坐礁船舶一覧図表
第２篇　海事
世界海運状況
概説
近年の消長
世界船舶の現状
世界主要船主
世界造船状況
近年の状況
船舶進水の現状
船舶建造の現状
主要国海運造船政策
本邦海運状況
概説
近年の消長
本邦船舶の現状
本邦主要船主
本邦造船状況
近年の状況
船舶建造の現状
本邦海運造船政策
現行の制度
帝国と海運
船舶推進機関最近発達の傾向
緒言
蒸気機関対内燃機関
高圧高温蒸気の使用
高圧高温蒸気使用に関聯する諸問題
石炭燃焼装置
電気推進
排汽タービン
補助機械
結言
第３篇　国防資源
国防上より見たる本邦資源の現状
軍需工業原料の需給関係
機械工業原料
化学工業原料
燃料
石炭
石油
代用液体燃料
世界の燃料資源及び産出額
機械及び電気動力
機械
電気動力
交通運輸施設
陸上運輸
海上運輸
結論
附録
「ロンドン」海軍条約
参考諸表