実物資料デンタン 資料番号:H30-00009

伝単

形態
その他
計測値(高さ、縦)mm
194
計測値(幅、横)mm
127
時代区分
昭和19年から昭和20年
公開コメント
伝単
 戦意喪失などを目的に、日本語で書かれた様々な形態・種類のビラが米軍の飛行機から散布された。これを拾ったものは内容を読まずに警察へ届けなければならなかった。
昭和19年(1945)から昭和20年頃
特記事項1
時は迫れり! 日本 ガ島 アッツ ボーゲンビル タラワ マーシャル アドミラルテイ ニューギニア サイパン グァム パラオ 比島/故郷を離れた将兵諸君 東京首脳部では此の戦争の実情を詳細に亘り良く理解して居る。其の例を挙ぐれば 一、現況の続く限り最後の敗北を喫せざるやも推り知れぬ。(東京無電 昭和十九年七月三十一日) 二、全般的戦況に対して充二分に進行して居ると思ふ事は出来ない、敵が我が内部防御線に近づくに従ひ我々は益々困難になるのみである。(米内海相昭和十九年九月七日) 三、聯合軍の吾本土上陸の可能性を念頭に置くべきである。(小磯首相 昭和十九年九月七日) 右東京当局声明は果して何を意味するものだらうか。それは諸君の戦友が太平洋各地に於て悪戦苦闘して来たにも係らず聯合軍の大進撃は着々と日本々土に向ひ進行しつゝある事を意味するものである。野望逞しい軍部当局は最早や自己の犯した誤算を包み隠し切れない時が来た、然も勝運なきと知り乍ら己の面目保持の為に諸君をなほ徒らに犬死させんとしてゐる軍部当局は果して正道を踏みつゝあると言ひ得るだらうか。
備考
大東亜共栄圏
デジタルアーカイブ
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